褒められ期
最近、彼女の人気が絶好調だ。
昨日も仕事中、お客さん二人組が彼女のことを色が白いねえって褒めていたらしい。彼女から離れていった後もまだその話をしていたようで、更に顔も可愛いっていう会話もしてたそうだ。
小さい声だったけど地獄耳だから聞こえたって彼女は言ってた。自分のことずっと話している人がいたら気になるよね!
そんなことを言わなそうな人だったから嬉しかったって言ってた。
がんがんこっちに絡んできて、色が白いねとか可愛いねって褒めてくる人っているけど、たぶんそういうタイプの人じゃなかったんだろうと思う。
ここ最近かなり褒められている。調子がいいみたい。
色が白いっていうのは彼女にとってそこまで褒められている感はないようだけど、でも言われないより言われたほうが嬉しいのは確かだろうし、その後可愛いって褒められてるから素晴らしい。
単純に色が白いだけならこんな感じの会話にならない。昔、僕をみた高校生くらいの女の子がお母さんに「死んでるみたいに白い」って言った言葉が忘れられない。これも仕事中のエピソードだけど、これに比べてどう考えても彼女のエピソードは好意的な感じがする。
お肌が綺麗で白いっていうのは、素敵ポイントだよね。
で、この話昨日、ブッダさん宅に行った時も彼女がちょっと話したんだけど、色が白いねえって言っているお客さんがいたよっていう程度の軽い話だった。
帰宅後、彼女から詳細を教えてもらって上記の状況を知ったんだけど、他の人には言えないからって彼女は言ってた。
可愛いって言われちゃったーみたいな、私可愛いでしょアピールみたいな形になっちゃうのが嫌だったんだと思う。
この話をした相手に、うわーこの人自分のこと可愛いと思ってるんだって思われるかもみたいな。
その点、僕はその話を聞いたら、自分のことのように嬉しいし、そりゃあ彼女可愛いんだから当然だね!!って思う。この話を聞いた時も、褒められてるのをちゃんと聞き逃さなかった彼女偉いぞ!って思った。
彼女が自分のことを好きで、自分の評価をあげるような話をわざわざ出してきたのではなく、単純にこういうことあって褒められて嬉しかったっていう話をしたいだけだってのはよく分かっているので、きっと彼女は僕に話してくれるんだと思う。
可愛い彼女が僕の知らないところで可愛いって褒められるのは、僕が毎回彼女のことを可愛い可愛いって言っているのを肯定されているような気分で、非常に嬉しい。だよねー!やっぱりそうだよねー!って感じで。
最近調子がいいけど、この調子をずっと維持して褒められまくってほしいなあと思う。彼女は褒められたら調子に乗るタイプじゃないし、でも褒められることで嬉しくなったり頑張れたりするから、可愛いねっていうのだけじゃなくいろんなことで彼女を褒めてくれる人がたくさん現れたらいいなと思う。
そんな人たちに負けないように僕もいっぱい彼女のこと褒めなくちゃ!