かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

休日に出勤

 今日はお休み。世間的にもGWという大型連休の真っ只中だ。

 せっかくの休みだから有意義に過ごそう、と思っていたんだけどぐーぐー寝ていた。

 彼女はお仕事。仕事に向かう彼女はすごく憂鬱そうで、送り出す僕はなんとも可哀想な気分になった。

 昨日の時点で職場に顔を出そうと思っていた僕は、彼女に夜に遊びに行くよ!って告げた。僕が行くよって言って彼女がどれくらい喜んでくれるか分からないけど、でもちょっとはわーいって思ってもらえるかなって思って。

 そしてなんで顔を出そうと思っていたかっていうと、明日から二日間彼女に会えないことが確定しているから!

 明日彼女は甥っ子のところへ行く。初節句を祝うために。だから今日会いに行かないと彼女と暫く顔を合わせることがなくなってしまうわけだ。四日間も彼女の顔を見ることができないなんて悲しすぎる。それを阻止するため、彼女に会いに行こうって思ってたわけだ。

 あんまり早い時間から行ってもなーと思いつつ、彼女の仕事が佳境に入って僕の相手をしてくれるであろう時間に向かうことにした。

 部屋でぼーっとしていたら思っていた時間より少し遅くなってしまって慌てて家を出た。彼女からは早く来てって感じの連絡が来て余計に焦った。

 職場に着くと彼女からすぐに手伝って!ってお願いされてお仕事を手伝った。あ、これは僕がお手伝いが好きだからであって、彼女が無理やり僕にやらせたわけではない。休日に職場に来てお手伝いするの楽しい。あんまり良い傾向ではないとは思うんだけどついつい働いちゃう。

 なにより彼女の頼みとあっては断れない。だって彼女が困っているんだから助けてあげなきゃ!

 しばらく真剣に仕事をした後、気を利かせて他の仕事も終わらせておいた結果、彼女がすごく喜んでくれた。大好き!って言ってくれた。頑張ってよかった。

 明日の出発が早いため、仕事が終わったらすぐに帰って明日の支度をしておきたいだろうなーって思っていたら、わざわざ仕事終わりにコンビニへ寄って話す時間を作ってくれた。すぐ帰るつもりでいたのですごく嬉しかった。

 きっと彼女には早く帰って早く支度して早く寝たいっていう思いもあっただろうに、僕のために時間を使ってくれた。優しい。

 僕が行ったことで喜んでもらえたかな。僕は彼女に会えてとっても嬉しかった。もしも彼女が僕に会って元気になってくれてるとしたらって考えるだけで嬉しい。僕が彼女に元気をあげられているなんて幸せだ。