観察断念
僕は一体、彼女のどんな部分から可愛さを感じているのだろうか。それを知るためには、彼女を観察する必要があるだろうと思いついた。
今日仕事が一緒になる日だったから、彼女の仕事ぶりを見ながら彼女の可愛さについて思いを馳せようと思っていた。一体彼女の何が、どんな仕草が、どんな言葉が、魅力的に見せているのだろうかと。
でも仕事が忙しくてそれどころじゃなかった。同じ建物の中にいるのに、彼女に全然会えなかった。視界にはいらないんだから観察できない。計画は頓挫した。これに関してはまた後日観察する。
今日は彼女の人間的魅力についてまたもう少し考えてみようと思う。数日前にも同じテーマでブログを書いたんだけど、追加で書いていこうという試み。
まず、彼女は基本的に落ち着いている。焦って頭真っ白っていうふうには殆どならない。あわあわしているのは見かけることはあるけど、何かミスをした時でも比較的落ち着いている。どっしりとした安定感というのか、ちょっとの問題ではびくともしない落ち着きを感じる。仕事に関しては慣れとか経験があってそういう風に振る舞えるっていう部分もあるかもしれない。でも公私において落ち着いているように感じるから、それは彼女の特性なんだろうなと思う。内心焦っていてもそれを表にあまり出さないようにできるんだと思う。これがまず大物っぽい。
次に物怖じしないところ。地位が上の人とか、偉いっぽい人とか、立場上逆らえない相手に対してビビらない。敬意を払ったり礼節を持って接することはもちろんできる。決してビビらないからって相手をなめているわけではない。
自分を見失わずに相手と対峙することができる。相手が大物だと、変に媚びたり自分を卑下してみせたりする人っているけど彼女はそういう馬鹿っぽいことは絶対にしない。ここでも落ち着いているという言い方もできるかな。
見た目が怖いとか頭がおかしそうな人は当たり前だけど怖いみたいだから、彼女にとって地位や名声のようなステータスは畏怖の対象にはならないってことなのかもしれない。
あとは自信を持っているところ。ここで言いたい自信とは、自分の努力してきたこと積み上げてきたものに対する自信のこと。これに関してはきちんとやってきたとか、これに関しては上手く出来る自負がある、というような。
それは彼女が今まで自分に対しても厳しく、手を抜かず努力してきた証である。彼女が持っている自信というのは正当なもので、自分を過大に評価しているものではない。だからこそ、その自信というのは彼女を強く見せる。
仕事に関しても、彼女の趣味に関しても、事実に裏付けされた彼女の自信というのは周囲の人に対してプラスに作用すると思う。彼女に任せれば大丈夫とか、彼女に付いて行けば大丈夫、みたいな信頼を得ることができる。
これが彼女の魅力の一つだと思う。