かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

のんびりの休日

 今日は彼女と遊んだ。

 一日まったりした。

 仕事をやめる方へのプレゼントを探さないといけないっていうのもあったんだけど、最近心身ともに疲れていたのでゆっくりしたいなって思って、彼女に明日はゆっくりしたいってお願いした。

 協議の結果、プレゼント探しは後日することにして、今日はゆっくり過ごして身体を休める日にしようってことになった。

 実際にはそんなことないんだけど、僕は彼女としばらくゆっくりと過ごしていないような気がしていた。一緒に働いてもいたし、遊びにも行ったし誕生日もお祝いしたんだけど、どうもゆっくり感が不足していた。なんかこう、彼女とのんびり時間を過ごす感じがね。

 だから僕はなんだか嬉しくてうきうきしていた。大きな予定がなくて、遠くにも出掛けない日っていうのは彼女といることがメインって感じで楽しい。

 いつもよりちょっと早起きした僕は起きてすぐ支度を始めた。ゆっくり過ごすと決めたものの、時間に余裕は欲しい。彼女も早起き頑張るって言ってくれていたので、彼女がいつ起きてどのタイミングで準備ができても対応できるように支度は早めに済ませておこうと思ったのだ。

 どうやら今日の彼女はすっきり起きられたようで、支度が終わるのも早かった。僕の支度が終わって、まもなく準備できたっていう連絡が来たので、僕は急いで出発した。

 昼食は昨日のうちに決めてあったお店へ食べに行った。期間限定のメニューを頼もうと思っていたのに、お店の前には終了しましたの張り紙。ショック。これを目的に来たというのに出鼻をくじかれてしまった。でもまあいいかって感じでここでご飯を食べることにした。残念だったけどわざわざ他のところに食べに行くっていう感じもしなかった。

 昼食を済ませ、近くのスーパーに立ち寄って飲み物とお惣菜を買った。れんこんのやつ。名称がわからん。お惣菜を買うつもりはそんなになかったんだけど、眺めていたら二人してれんこんのやつだー!ってなったので買うことにした。こういう好みがピンポイントに合うのが楽しい。

 それから彼女が服を見たいと言っていたので、最寄りの服屋さんに立ち寄る。店内を回ったけど欲しかったものは見つからず、ささっとお店を後にした。入り口の傘を入れる袋がドレスみたいになってるって二人ではしゃいだ。これだけじゃなんのことやらだと思うけど、見たら分かるよ。

 それからコンビニへ寄って食料を買い込み、ゆっくりと残りの時間を過ごす準備を整えた。

 彼女が持ってきてくれたDVDを観ながらしばらく休憩。その後マッサージタイム。彼女のたまった疲れを取るには念入りなマッサージが必要。これ僕はマッサージして疲れちゃうんじゃないの?とお思いかもしれませんが、彼女にマッサージをするのは僕の楽しみでもある。ある種のストレス解消になっているので、僕にとってもリフレッシュできるものなのだ。

 じっくり念入りにマッサージしていたら、彼女は気持ちよくてうとうとしてくれたみたい。こんなに嬉しいことはないよね。すごくリラックスしてくれたってことだろうから。

 途中、休憩を挟んだり食事を挟んだりしながら、のんびり過ごした。後半ちょっと眠気が襲ってきて、あぁどうしたやっぱり疲れたかって思った。でもその波を超えたら元気が戻ってきてくれたので安心。

 あんなちゃんの誕生日用のお菓子を試作するため材料が欲しいらしく、帰宅する前に数箇所お店に寄って買い物をした。これも楽しかった。この時買ったペットボトルにおまけが付いていたんだけど、そのおまけのビニール臭が凄くて、彼女にも嗅いでもらった後、二人同時に「(このにおいは)うきわ!」って言ったのが面白かった。引き出してくる言葉が同じなんて、すごく仲良しじゃん?

 満足感に包まれて彼女を家まで送り届け、帰路についた。

 今日は本当に心がリフレッシュしたなーって感じがする。良い一日だった。