かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

素敵なお手紙

 今日仕事していたら休憩中に彼女が来てくれた。

 仕事がしんどくてしんどくて、ご飯を食べてぐったりしていたら職場に来たよって彼女から連絡。

 急いで彼女を探しに休憩室から飛び出し、きょろきょろすると発見した。彼女と、彼女のお姉さんと甥っ子!

 もしかしたらって思ったけど、甥っ子を連れてきてくれていた。嬉しくて嬉しくてにやにやした。

 この間甥っ子の誕生日プレゼントをあげたから、お返しにってお菓子を持ってきてくれていて、僕はありがたくそれを受け取ったんだけど、なんとそのお菓子を入れた紙袋の中に甥っ子が書いたお手紙が入っていたのだ。

 もちろんまだ字は書けないけど、甥っ子がペンを握って書いてくれたとっても素敵なお手紙。嬉しさのあまりうひょおおおってなった。お姉さんもいたのに気持ち悪い顔しちゃったかもしれないなと後でちょっと気にした。

 手紙を書いてくれた甥っ子にありがとうーって言ったら照れちゃったのか顔を隠された。その仕草が可愛い。

 抱っこさせてくれようとしたんだけど、僕が抱っこするとお母さんに助けを求めてうえーんってなっちゃった。知らないおじさんに抱っこされたらそりゃあそうなるよね。でもこっちを興味ありげに見てくれるので、嫌われたわけではないらしい。人見知りかなあ。

 ばいばいができるようになった甥っ子に、手を振ってばいばーいってしてみたんだけど、慣れない相手に対する緊張感からかうまく返してもらえなかった。仕方ないかーって思って彼女ともじゃあねーって別れたんだけど、彼女に伝えなくちゃいけないことがあったのを思い出して再び彼女の元へ行った。

 用件を伝え、甥っ子にばいばいしてもらおうともう一度挑戦してみると、なんと今度はばいばいしてくれた!いい笑顔でばいばいしてくれて、心が弾んだ。なんだろうねあの嬉しさは。何度もやりたくなる。彼女が甥っ子にめろめろなのもよく分かる。

 嬉しさのあまりもう一回ばいばいして、僕は仕事に戻る時間も近づいていたので、会いに来てくれたことに感謝しながらお別れをした。

 写真や動画で見ている甥っ子より、やっぱり実物のほうが心を奪われる可愛さ。目の前に本当にいるっていうのがすごく感動的。

 仕事が忙しくて心が折れかけていたけど、甥っ子に会えてすごく元気を貰えた。

 もらったお菓子をもぐもぐしながら手紙を眺め、これを宝物にしようと誓った。家宝にします。