かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

 今日はインパクト重視で大きいことを言ってみる。

 彼女は神のような存在である。

 さて、今からこれについて解説していく。

 彼女に初めて職場で出会った新人君という架空の人物を設定して話を進める。

 お互いに初対面だから、彼女にとっても新人君にとってもお互いの評価は外見くらいでしかできない。ここではお互いに好意的な評価が下ったということにしておく。

 彼女に気に入られれば、彼女からの庇護を受けられる。面倒を見てもらったり、世話を焼いてもらったり。といっても過保護になるわけではないから、甘やかさずに必要なことを教えられ、きちんと成長することができる。仕事を教えられている中で彼女の期待に応え、彼女の言ったことをきちんと守っていれば、道を踏み外す事無く、大きな問題も起こさずにいられる。

 正しいこと、良いことをしていればそれに伴って彼女からの評価も上がっていく。逆に悪いことをしたり、期待を裏切るようなことをすれば彼女からの評価は下る。

 余談ではあるが、ミスをした際に彼女はミスをしたことに対して怒るというよりもミスをしてしまった時の対処に対して怒る。反省していない様子だったり、しっかりとした謝罪をしなかったり。事の重大さに気づかずヘラヘラしているなんてもっての外だ。

 というわけでそういうことをせずに、きちんと仕事をしていれば彼女の庇護下で幸せに仕事ができる。彼女からの評価が高ければ、仕事をフォローしてもらえたり、失敗を未然に防いでもらえたり、注意して見ていてもらえるからたくさん助けてもらえる。

 しかし一度彼女の評価を下げてしまうと事情は変わる。新人君がちゃんとできるという期待からいろんな事を教えてくれたり、細かいミスにも丁寧な指導をしてくれる彼女。しかし期待を裏切ったり、許されないような行為をした場合、彼女は静かに離れて行く。新人君にとって気付かないレベルの静かさで。

 彼女からのフォローとか助力がいつの間にかなくなって、新人君が気付いたころには時既に遅し。再び彼女の庇護下に置かれる可能性はほぼなくなっている。

 でも、ここで心を入れ替えて再び努力をすれば彼女は戻ってきてくれるだろう。大抵の人は彼女が離れていったらもういいよ!って拗ねるんだけど。

 で、この彼女の立場ってなんだか神みたいじゃない?

 神様のいうことをきちんと聞いて、守っていれば、神様は見守ってくれて困ったときに助けてくれる。でも神様が言ったことを守らなかったり、悪い行いをすると、罰を与えられたり、神様から見放されて助けてもらえなくなっちゃう。でも自分の罪を懺悔すれば神様は許してくれて再び見守ってくれる。

 ほら一緒。

 彼女の器は神レベル。