かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ベリーハード

 昨日の疲れからの体調不良と、彼女と言い合いをしてしまったことで今日の僕のコンディションは最悪だった。

 彼女と気まずい感じになっていて話をしたいんだけど、仕事中で自由に話しに行けない。そもそも僕のテンションが上がらなくて彼女と話すのがつらいし、彼女もそんな僕を見ていい気分がしないっていう状態になってしまって、しばらく放っておいてもらうことにしている最中だった。だから余計に話ができない。

 でもそんな中で、彼女が仕事で近くを通りかかるとか、近くに来ることがあると、僕は嬉しくなった。すごく凹んでてテンション上がらないのに、彼女が近くに来ると胸が暖かくなるような感じがした。

 そもそも彼女と言い合いしたことが原因でテンション下がっているのに、彼女が来ると嬉しくなるっていうのが矛盾してるなあって思いながらも嬉しくなってた。

 言い合いしたら、自分が悪くてもそれを棚に上げて、もう知らない!とか嫌い!とか屁理屈こねて相手が悪い!とか思ってしまうものだと思う。感情的になっているし。でも僕は彼女と言い合いすると、あーもう嫌だ!!って思うのと同時に、でも大好き!好き!好き!って思う。

 彼女に怒られて嫌な気分になったり(もちろん僕が悪い)したときも、やっぱり大好きって思う。

 彼女に関連して負の気分になったとき、たとえ一瞬でも彼女を嫌いになることはない。気の迷いで、みたいなのもない。

 だからそういうことがあるたびに、僕は本当に彼女のことが大好きなんだなって思う。

 こんなに素敵な人は他に絶対いないって思う。僕はなにか洗脳を受けたのでしょうか。

 へたしたら僕は、彼女が毎日ボコボコに殴ってきても好きって言っている気がする。笑いながらスマホを壊されても好きっていいそう。もちろん彼女はそんなことしないけどね。

 先日、彼女のことを好きになったときの気持ちを思い出した。彼女を好きになったきっかけは?ってたぶん誰かに聞かれたらこう答えるだろうって思った。

 彼女が可愛かったのと、過去のつらかった経験を話してもらったときに、彼女を支えてあげられるんじゃないか、僕だったら彼女を幸せにしてあげられるんじゃないかって思ったからですって。

 今もこの気持ちは変わらない。彼女を支えてあげたいと思うし、彼女を一番幸せにできるのは僕だって思っている。

 僕と彼女には考え方が根本的に違う部分があって、それによって彼女の気持ちを理解しきれず衝突してしまうことがある。共感するにはまず自分に当てはめて考えてみて、こう考えるだろうとか、こんな気持になるだろうって想像しなきゃいけないけど、彼女はその範疇を超えてくる。だから的はずれなことを言ってしまったり、きちんと理解できなくて嫌な気分にさせることを言ってしまったりする。これを言い訳とするつもりはなくて、彼女だったらこう考えるとかこういう気持ちになるっていうのを経験で考えられるようになってきたとは思うんだけど、やっぱり難しい部分もあるし、分かっていても自分主体で考えてしまうこともある。努力したい。

 範疇を超えてくるというのが、彼女の魅力の一つだとも思う。自分の理解できないところにいる、っていうのは魅力的なんだと思う。すべてが分かってしまうとか意のままにできるとかだったら魅力を感じないもんね。