かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

カラオケと腰痛と

 今日は彼女と遊んだ。

 前日にカラオケに行こう!と決めていたので、彼女を迎えに行ってすぐにカラオケ店へ向かった。初めて行くところだったけど、結構前にカラオケ行きたいねって彼女と話したときに事前にケータイ会員になっておいたので、手続きが非常にスムーズだった。役に立つ日が来てよかった。

 昨日から彼女の歌を聴けるのが楽しみだった。自分が歌うことよりも彼女の歌を聴くのがメインな感覚。彼女が、僕とのカラオケは何も気をつかわなくていいって言ってくれたのが嬉しかった。僕は風邪気味で喉の調子が良くなくてすぐ声が出なくなっちゃって申し訳なかった。のどにしゅっしゅってやるのとかのど飴とかを彼女がくれて優しかった。彼女もあんまり喉の調子が良くなかったみたいだけど、やっぱり歌は上手で、特に抜けるような高音が素敵。リズムとか音程もちゃんと取れているから、聴いていて心地いい。歌声が凄く好き。あと歌マネも上手で、歌い方で似せられる。本当に聴いているのが楽しいから、自分が歌う番がなくてもいいくらいだもの。そうすると彼女の喉が持たないけど。

 途中、僕が腰を痛めて、あまりの痛みにテンションがガクッと下がったんだけど、彼女は優しく心配してくれた。せっかく楽しいのに僕が勝手に腰を痛めてうううってなってしまっているのがすごく申し訳なかった。

 三時間くらい歌って力尽きた僕たちは少し休憩した後にお店を後にした。

 実は今日、職場のみんなで焼肉を食べに行くという予定があって、みんなの仕事終わりに集合することになっていた。集合時間まではまだまだ時間があるので、とりあえず腹ごしらえをしようかってことでコンビニでポテトとかチキンとか買ってもぐもぐした。歌ってカロリーも消費したしね。ちょうどいいおやつみたいな感じで美味しく食べた。

 その後、彼女が化粧品を見たいというのと、僕が腰が痛いので薬を買いたいってことでドラッグストアを数カ所回った。彼女の化粧品は結局買えなかったけど、僕に必要な物は無事手に入った。途中、あかちゃん用の服を取り扱うお店に立ち寄り、彼女の甥っ子用の服を買った。もうすぐ一歳の誕生日。少し早いけどプレゼントを用意した。本当は買うつもりじゃなくて、どんなのがあるかなってくらいの感覚で見るつもりだったんだけど、結局素敵なのを見つけたら我慢ができなくなってしまった。

 まだもう少し時間があるってことで本屋さんにも寄って絵本を見た。可愛い絵本があったけどそれを買うのは我慢。時間を潰して集合の時間になったので職場まで向かった。

 仕事を終えてくたびれたメンツと合うと、休みだった僕らとのテンションの差が激しくてちょっとげんなりした。妙にみんなハイでしんどいなーって。特にヘムレンさんのうざさは半端なくて彼女が凄く嫌そうだった。というのも先日彼女とヘムレンさんともう一人で食事に行っていて、その関係もあってか妙に調子に乗っているというか、彼女と仲良くなった(と思っている)からぐいぐい自分を出していける感というか色んな要素が絡み合って面倒な感じになっていた。端的に言うなら、調子に乗っていて面倒くさい状態になっていた。端から観ている僕がうわぁって思ったので彼女としてはかなりの面倒くささだったろうと思う。

 僕自身が感じた他の人達との温度差もあって、なんだか焼肉に行くのが憂鬱になって、道中彼女とこれなら二人で焼肉行ったほうが楽しいんじゃないかなんて話をしていた。本当にそうしたいなって思った。

 お店について僕はちゃんと彼女の隣を確保して、みんなが集まってわいわい食べ始めたんだけど、みんな結構焼くのに夢中だったり食べるのに夢中だったりして、職場に行った時に感じた温度差みたいなものが緩和されて、わりと楽しく食事ができた。お肉が美味しかったから心が豊かになった。あとそこの店員さんが凄くいい人で遅い時間に大人数で食べに来てちょっと嫌そうな顔されるかもなあなんて思っていたんだけど、凄く気配りをしていただけて気持よく食事をすることができた。食べログとかに書きたいくらい。

 結局来た時よりもいい気分で帰ることができた。

 焼肉前を除けば、なんだか今日は一日中うきうきしていた気がする。楽しかった。帰り際なんだかすごく寂しくなって、ここまでのの寂しさを感じるのは久々!って思ったけどきっと今日が楽しかったからだろう。明日も会えるのになんで別れの時ってこんなに寂しくなるんだろう。

 最後になっちゃったけど、今日の彼女の服装、可愛かった。スカート姿やっぱり好き。カーディガンも似合ってた。途中でささっとセットした髪型も凄く可愛くて素敵だった。お手軽そうに可愛い髪形つくれてすげえって思った。相応のテクニックを要するはずなんだけどね。

 何かのタイミングで、本当に自分は彼女のこと大好きなんだなあって思うことがあるんだけど、今日も何度かそう思った。彼女が隣にいてくれる幸せが凄く大きい。こんなにハッピーになれるのは彼女といるときだけだよ。