こどもかわいい
彼女の可愛さの中にこどもっぽい可愛さっていうのがある。
彼女の可愛さを語る中で何度か挙げたこともあるものだ。
たとえば、おかしを買ってもらってはしゃぐとか、テンションがあがると走るとか。喜び方とか、欲しい物をねだるときとか、何かで遊んでいるときの夢中さとか。
主に嬉しいとか楽しいっていうときに見ることができる。
この可愛さっていうのが彼女の大きな魅力である。
で、この可愛い彼女に遭遇するとつい笑ってしまう。笑うと彼女に何笑ってんだって言われるんだけど、どうしてもふふってなってしまう。
微笑ましいっていう表現が一番適切なのかなあ。よく分からん。
お菓子買ってもらえてすごく嬉しそうなこどもを見たら微笑ましい。それと同じような感覚を彼女にも抱く。
こども特有の無邪気さを彼女は失わずに持っているのだ。
裏表のない感情っていうのかな。本当に嬉しくなくても、大人になったら一応喜ぶし、楽しくなくても楽しいふりをしたりする。彼女の嬉しいとか楽しいという感情は、そういう大人の事情的な作り物感が全くない。楽しくないけど笑っとくとか、嬉しくないけど喜んどくみたいなことを彼女はしないから。仲良くない人に対してはきちんと気遣うだろうけどね。
だから彼女が喜ぶときは掛け値なしに嬉しい時だし、彼女が楽しそうなのは本当に楽しんでくれているからだと分かる。というよりそんなことを踏まえて考えるまでもなく、目の前の彼女の嬉しそうな笑顔を見れば、それが本当に嬉しいのかどうかくらいすぐに分かる。満面の笑みで喜んでくれるのだから。
大人というのは面倒くさい生き物で、すごく嬉しい時でも感情を抑えたり、隠したりしてしまう。それが大人になるということだ、と言ってしまえばそれまでだが、僕はそういう大人っぽさはいらないと思っている。僕自身も嬉しいときはちゃんと喜ぶ、というような感情をきちんと出せる人でありたい。
彼女は大人らしさをきちんと身につけながら、こどもっぽさを良い意味で失わずにいる。悪い意味でこどもっぽい人というのはそこら中にいて、日々問題を起こしてくれる。
彼女のこどもっぽさは、無邪気で微笑ましくて、見ている側を温かい気持ちにしてくれるような可愛さであふれている。
もちろん、きりっとしていたり、しっかり者だったりするときもあって、そのギャップが一層魅力を際立たせる。
そんな素敵な彼女が目の前にいたら、そりゃあ虜になるよ。彼女の可愛いところたくさん見れるんだもん。どんどん好きになるよ。もうどうしようもなく好きだよってなる。
彼女にはずっとこどもっぽい可愛さを失わずにいて欲しい。