かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ダブルパンチ

 毎日、なにかしら彼女を嫌な気分にさせる出来事が起こる。仕事の場であっても、私生活の場であっても。

 今日は両方で嫌な気分になることがあった。

 まったく毎日毎日彼女を嫌な気分にばっかりさせやがって。一日くらい彼女がほくほくするような、上機嫌で眠れる日があったっていいのに、なんて思う。

 私生活、というか彼女の趣味の活動の方でひとつの大きな問題が起こり、それがうっすらと関係してもう一つの問題が今日浮上した。大きな問題というのは彼女一人ではどうすることもできないような規模の問題なので彼女はそれに関して、考えたり嫌な気分になったりもするけど、そこまで深刻にというかそれによって落ち込むということはなさそう。決定権も責任も今回の問題に関しては彼女にはないからね。

 もう一つ関連してあがった問題に関しては彼女個人の問題で、今日僕はその話を聞くことができた。趣味の活動の仲間であり、友人でもあるももちゃん。何度かこのブログにも登場している彼女の言動に、もやっとしたものを感じたらしい。端的に言えば、趣味の活動におけるリーダー的存在の人に最近重用されているももちゃんは、その地位におごっているというか調子に乗っているんじゃないの?っていうことだった。確かに責任をもった重要な立場にいることは間違いないんだけど、それを鼻にかけたような態度を取るのはおかしいという話。

 彼女はもちろんそれを僕に客観的な意見を述べて欲しいから、こういうことがあって、こういう会話をしたよっていう話をしてくれる。僕がそれを踏まえて意見を述べたんだけど、僕の見解も彼女の見解もほぼ同じだった。ももちゃん調子に乗ってる感じしちゃうねって。

 で、まあこれってそこまで大きな問題じゃない。なんなら調子乗ってるわ放っておこうってしてもいい出来事ではある。しかしももちゃんは彼女の友達だし、ももちゃん本人も彼女にとって大切な存在でありたいと思っているというのは以前から分かっている。だからこういう場合にそれを我慢して飲み込むよりも、そういう部分が嫌だというのをしっかり伝えたほうがいいだろうという結論に至った。僕がその結論に至る前に、というか僕がその話を聞く前に彼女はももちゃんにそういう旨の連絡をしていたんだけどね。だからそれで正解だったんじゃない?っていう話になった。その後ももちゃんからはきちんとした返事が来たらしくってこの件に関してはとりあえず解決となった。

 仕事での嫌なことというのは、直接仕事は関係ないんだけど、以前ここに書いた上司のチンピラとセクハラを受けているヘムレンさんの話の続き。相変わらず、チンピラはヘムレンさんにベタベタしているし毎日のように食事に誘われるらしい。だが、結局のところヘムレンさんはそこまで嫌がっていないんじゃないかという事実に今日思い至ってしまったのだ。チンピラにベタベタされて嫌ですっていう話をすると心配されて嬉しいのと、チンピラにちやほやされること自体が嬉しいというのがあるんじゃないかというのが彼女の意見。本当に嫌だったらご飯を頑なに断るとか、仕事中に必要以上に関わらないようにするとかできるのに、それをやらないってことは、ちやほやされるポジションも絶対好きだってことだろうと。でも困ってるんですーっていうアピールして周りが心配してくれるというポジションも心地が良い。だから上手いこと両方のポジションで両方の良いところをとろうとしていると。僕もそう思う。

 彼女は本気でヘムレンさんを心配してしまった自分にむかついてしまったらしい。確かに、ヘムレンさんが気持ちよくなる為にいいように使われたとなると気分は良くない。こっちが親身になっているのに、相手はそこまで真剣に悩んでなくて、なんならその状況を楽しんでいるなんて、完全に馬鹿にされているもんね。

 本日はこの二点が彼女を嫌な気分にさせた出来事でした。

 とりあえずヘムレンさんはいいとこ取りしようとしてるといつか痛い目みるぞって思う。早く痛い目を見て欲しい。ももちゃんは彼女の話をしっかり聞いて理解した上で返事をくれたようなので、よしとする。彼女といると人のダメな部分に関してすごく目につくようになる気がする。彼女の観察眼のおかげかなあ。一緒に考える機会が増えているのかもしれない。