疑問に対する姿勢
疑問に思ったことや分からないことがあった時に、取る行動っていうのは何パターンかあると思う。
まずひとつが、自分で調べてみる。
次にあるのが、誰かに聞いてみる。
もう一つが、わからないままにしておく。
あとはこれの複合パターンだと思う。調べたけど分からないから聞いてみるとか、調べてみたけど分からないからそのままでよしとする、みたいな。
自分で調べるよりも誰かに聞いてみたほうが早いときってのがあって、それは自分で考えることを放棄しているんじゃなくて、より早く正確な情報を得られる方を選んでいるに過ぎない。僕は人に聞くという行為に抵抗感があって、多少時間が掛かってでも自分で調べる方を選んでしまう。自分で調べることが苦ではないらしい。お陰でネットで調べ物をする時の検索力が格段に向上した。
彼女は分からないこととか疑問点をよく僕に聞いてくれる。それを受けて僕が調べたり元々持っている知識で答えたりして、疑問を解消していく。彼女自身に調べる力がないわけじゃないんだけど、彼女は数ある似たような情報から自分に都合が良い情報を取捨選択するのが苦手みたい。自分の主観によって偏った情報収集になってしまうのがいやなのかな。
そこで間接的に情報を伝える僕の出番というわけだ。
最近調べ物をするときは僕がコンシェルジュのような役割を果たし、説明するっていう遊びをする。彼女が「~について」って言うと僕がそれについて調べた結果を伝える。その結果からまた分からないことが出てくると「~について」って言われてそれに対して回答を行う。わりと楽しい。スマホの機能である「しゃべってコンシェル」とか「Siri」みたいな役割を僕が担う遊び。
ちなみに、僕が調べもしないで分かるような事は、大体彼女も調べなくても分かるようなことなので、僕に持ちかけられる質問は基本的に調べて情報を収集しないと答えられないものだ。だからこそ情報収集する力が不自由ないレベルであってよかったなあと思う。
僕は自分で物事を解決しようとしてしまうタイプなのに対して、彼女は協力して物事を解決しようとするタイプなんだと思う。僕の調べ方性格診断によると。
彼女が色々質問してきたり、これについて調べてみてって言ってきたりするけど、それは全てを僕に投げている思考停止ではなくて、僕が得た情報を更に僕と彼女で議論することで答えを出そうという姿勢だと思う。だから僕も喜んで彼女のために調べることができる。丸投げされたら嫌にもなるだろうし。
ちなみに、分からないままにしておくタイプの人はきっと仕事ができない人。あと人として魅力がない人だと思う。たぶん僕は仲良くなれない。