かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

彼女の好きなところ。弱点編。

 今日は彼女の弱点でありながら、僕がそのまま弱点であり続けて欲しいと思うことについて書く。

 お菓子に弱い。魅力的なお菓子に出会うと、無駄遣いしないとかダイエットするとかいう決意と激しく戦った後、たいていお菓子が勝つ。可愛い。でも最近はお菓子が負けることもある。

 機械に弱い。電子機器の設定とかで躓いて、うわああんってなっちゃう。どうしたらいいか分からなくなって本気で泣きそうにもなる。そうなっちゃうのが可愛いし、僕が助けてあげなくちゃって思えるから好き。

 朝起きるのが苦手。可愛い。ちゃんと起きてくれるに越したことはないけど、手が掛かるほうが可愛い。「起きてー!」「いやだー」ってうやりとりを携帯でするわけだけど、彼女が実際に目の前で寝てて起こすっていうのをやってみたい。起きたくないってぐずってほしい。よしよしってしながら根気よく起こしたい。もしくは一緒に寝たい。彼女と遊ぶ約束をしている日、彼女が起きたくないっていうとどうにかして起こさなきゃって思うけど、もし一緒に暮らしていたらまあいいかって一緒に寝ちゃいそう。二人でぐーぐー寝た後に、なんで起こしてくれなかったのって彼女に怒られるところまで今妄想した。

 買い物などでの決断。これは弱点っていうより苦手なことかな?普段彼女は決断力があって行動力もあるんだけど、失敗をしたくないっていう気持ちも強いから、化粧品なんかを買う時によく迷う。買ったほうがいいかなあとか、こっちのほうがいいかなあとか、やめといたほうがいいかなあとか。うーんって迷う彼女が好き。僕があれこれ調べてこっちのほうがいいと思うよとか、それ買っちゃえ!って言ってあげられるのも良い。彼女はちゃんと僕の意見を聞いて考えてくれるし。

 よく、人って誰かに相談する時には既に自分なりの答えを持っていて、それを後押ししてもらいたいだけっていうよね。だから相談された時にこちらの考えを一生懸命語って、こうしたらどう?って提案しても、受け入れてもらえなかったり場合によっては反発されたりする。

 彼女も、例えばAとBという商品を買おうとしていて気持ちがAに傾いているけど決定打に欠けるって場合、僕に最後のひと押しをしてもらおうとどっちがいいって聞いてくることがある。でもそれよりも、本当にどっちにしたらいいか分からないから、すべての決定を僕に委ねるため相談してくれる時のほうが多い。そうしたからといって僕が出した結論に後から文句を言ってくることはない。

 僕の提案が無碍に却下されないから、彼女のために全力で考えようって気持ちになる。すごく頼られてる感じもするしね。

 相談をして、きちんとこちらの考えを聞いて受け止めてくれる。これって彼女のすごくいいところだ。

 ごめんね、話がそれました。ちょっと書きたくなっちゃって。

 彼女の弱点可愛いでしょ。弱点って言うと負の要素っぽいけど、僕はこの弱点が全部好き。改善なんてしなくてもいい。いやまあ彼女が克服したいというのであれば協力するけど。

 いろいろできるししっかりしている彼女だからこそ、弱点があると可愛いし、愛でたくなる。

 この弱点を含めた彼女を愛していきたい。