かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ふかいな気分

 わたくしごとではありますが、やっと車の納車日が決まりました。

 全くお店から電話が来ないので催促の電話をかけたんだけど、対応がどうにも舐められているというか、電話きたから急いで準備します感があって不快感がつのった。

 この胸の中に渦巻くいやーな気分をどうにかしたくて、すぐに母に愚痴りに行ったんだけど、どうにもすっきりしない。彼女は今日お出かけ中だったのでこのもやもやをどういう形で伝えればいいか考えたんだけど、とりあえず納車日が決まったことを伝えた。

 そしたら喜んでくれたんだけど、僕はさっきから全く素直に喜べない状況で、やっぱりこの気持ちを彼女にも伝えたくて、今日電話した流れを簡単に説明した。

 そうしたら彼女は共感してくれて、僕はすごくそれで安心した。彼女以外の誰かに話してもこんな安心感は得られないなーって思った。彼女がそうだねーって言ってくれる事がこれほど心地よいものなのかと思った。

 そして彼女に聞いてもらいたかったんだなあって気付いた。こんなことがあってむかついたとか、悲しいとか、そういうことを聞いてもらいたいんだなあって。

 いつも彼女が僕にそういう悲しかったこととかむかついたこととか話してくれて、僕が聞く側になっている。僕にとってそれが一番しっくりきて、彼女の話を聞けるのがいいことだと思っていた。でも逆の立場になってもいいものだなあってことが今日わかった。大収穫。

 自分のどうしても言いたいことがあって、それを聞いてもらえるっていうのは凄く嬉しい事だね。

 たとえばこれで彼女が、もっと早く連絡しとけばよかったじゃんとか、君の対応が悪かったみたいな、僕を責めるような事を言ってきたとしたら僕はもう膝をついて立ち上がれなくなっていただろう。でも彼女はそれをしないで、僕に共感を示してくれた。

 それだけでだいぶ僕は救われた。

 相変わらず、わーい!車が来るぞー!って喜ぶ気にはなれなかったけど。どうにもお店の対応が釈然としない。

 仕事終わって帰ってきながらやっと嬉しさが徐々に湧いてきた。30日には車が来る。29日の午前中に欲しかったんだけど午前中は無理って言われちゃった。

 彼女を乗せられる!ってこれを書いていて今やっと嬉しくなってきた。ドライブしたい。

 他のだれでもなく彼女に話を聞いてもらいたい、彼女と話をしたいって無意識に思っているんだなあってことに気付いた一日だった。満足感が段違いだもの。