かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

お片づけ

 今日は部屋の掃除をした。

 僕の部屋には彼女と関連しているものがたくさんある。右を見れば彼女から借りた本やDVDがたくさん棚に詰まっている。借りたものだから棚に入れずに保管していたんだけど、量が多いのと長期間借りてるから棚に入れたほうが良い状態で保管ができると思ってね。それでも入りきらないくらいの量あるので、専用のダンボールを用意して残りはその中にいれておいた。本当にたくさんある。あんまり意識していなかったけどこんなにあったのかあって。彼女のものがたくさんあるっていう状態が嬉しい。たくさんある分だけ僕と彼女の繋がりがあるっていう感じがする。

 机の上には彼女から貰った可愛いかばのぬいぐるみや、彼女が手書きで作ってくれたカレンダー。おみやげって買ってきてくれた消しゴムとかペン。ガチャガチャの景品も彼女がくれたりいっしょにやったりしたやつがまとめて飾られている。

 部屋の左側にある棚には彼女との交換日記が保管してある。思った以上にたくさんになっててびっくりした。そりゃあそうか。もう一年以上やってるんだもんね。こうやって形として僕と彼女が一緒に過ごした証みたいなものがあると、心が暖かく、幸せな気持ちになる。楽しかったことや、嬉しかったこと、けんかしたこと、悲しかったこと。それが積み重なったノートにたくさん書かれている。交換日記をしてよかったなあって思う。他の誰にも手に入れられない、僕と彼女だけの宝物だ。

 枕元には寝る前に読んでる彼女から借りた漫画が置いてある。

 どこを見ても彼女を感じるものが目に入る。なんという幸せな状況だろうか。

 僕の部屋と同じように彼女の部屋にも僕が貸したものとかあげたものが存在感を放っているんだろうか。そういえば以前彼女が部屋を掃除したよーって写真を撮って送ってくれた時に、僕のあげたものが写ってて嬉しくなったっけ。大切に飾ってくれてあったり活用してくれていたりすると嬉しい。彼女の生活に僕が少しでも関わっていられるってことが喜びになる。

 片付けしていて思ったけど、いらないなーって捨てるものも、彼女と出掛けた先で貰った割引券だったりパンフレットだったり。あとお買い物したときに貰った袋ね。ビニール袋は再利用できるけど紙袋はテープ貼ってあった所が破れちゃったりして使いにくいので処分した。僕の生活はほぼ彼女とのもので満たされているんだなあって。

 彼女からもらった手紙とかも出てきてむふむふした。

 片付けしてすっきりしたし、いろんな物を見つけられて楽しかった。片付けしながら彼女との思い出を振り返るってのもいいね!