かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

むかついた話

 今日は彼女と一緒にお仕事。

 でも彼女の体調が良くなかった。顔が青白くて、電池切れる寸前みたいな感じになっていてとってもかわいそうだった。今日は暇だったので、わりと余裕を持って仕事ができた。彼女の体調を気遣ってあげながら仕事ができたんじゃないかなあと思う。かなり元気なかったから終始心配だった。

 それはそうと、今日は職場に不審者が現れた。キモいおっさん。すれ違いざまに彼女の腕を触ってきたらしい。不審者じゃないな、変質者?

 僕がふらふらと彼女のところへ向かおうとしていたら、彼女が手を上げながら僕のことをちょっと大きめの声で呼んだ。どうしたんだろーって思って近づいて言ったら、腕を触られたと言うではないか。突然のことで理解するまでに少し時間を要したんだけど、彼女に手を引っ張られ(これ嬉しかった)その犯人が見えるところまで連れて行かれてそのおっさん見たらむかついてきた。お前何やってんだ何触ってんだって言ってやりたかったけど、一応仕事中だからそこは抑えて、露骨に、本当に露骨に後をずーっとつけて行った。おっさんが立ち止まって何かを見ていればすぐ近くで何かをして見張る。歩き出せばすぐに手を止めて後を付いていく、って感じで。

 普段はもうちょっとマイルドに周囲を歩いたり、少し離れたところから監視、みたいなことはするんだけど今日はムカついたので、みてるよー後付いていくよーっていうのをアピールしてみた。

 どうやら彼女以外にもそのおっさんの被害にあっているらしく、腕に触れてきたとか手を触ったとかそういうことが何回も起こっているらしい。それはそれで許せないけど、とりあえず僕は彼女の腕を触ったことが何を置いてもまず許せなかった。そうそうやすやすと触っていいものじゃねえぞと。なに彼女に不快な思いさせてんだと。

 確証がなかったら強気には出れないけど、もう相手が100%悪いからね。睨んだり舌打ちするくらいはしてもいいよね。したよね。

 帰りに「ずっーと(おっさんに)付いてましたよね」って別の人から言われたので、彼女の腕を触るなんて許せないですからね!って言いたかったけどそんなこと言えないので、ちょっとむかついたんでーみたいなことを言って乗り切った。

 彼女がやられてなかったら、僕はあぁきもちわるいねその人くらいの反応で終わってたと思う。軽く後をついていって気付かれたかなー?どうかなーくらいの印象を与えるくらいで満足していただろう。

 やっぱり彼女のこととなると他とは比べ物にならないくらい僕に強い影響を与えるね。

 彼女を守るっていうと格好つけてるっぽいけど、彼女に何かあったとき、すぐ助けてあげたり対処してあげたいと思っている。今日もできる範囲内で彼女のために、あとむかついた自分の気持ちを消化するために行動できたかなあと思う。

 あーむかついた。