かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

かんさつ

 仕事中の彼女が可愛い。

 今日僕はわりと暇で、更に彼女が僕の見える範囲で仕事をしていることが多かったので、よく観察することができた。

 彼女の笑顔やっぱり良いなあ可愛いなあ素敵だなあと思ったのが、お客さんに話し掛けられて、対応しているところを見た時。全身であなたのお話聞いてますよーって感じを出して、満面の笑みで頷く。あんな感じで対応してもらえたら、嬉しくなるだろう。可愛いもん。その笑顔をみて思ったけど、笑った顔は猫っぽい。犬派なのにごめんね。招き猫とかで、にこっとした猫の表情あるのお分かりいただけますかね?あんな感じの笑顔で、めちゃくちゃ可愛かった。結構遠目から見ていたけど笑顔の可愛さはちゃんと認識した。

 あんな笑顔を向けられたら好きになっちゃう。僕がお客さんとして彼女に対応してもらったら、僕はきっと彼女を好きになってた。実らぬ片思いしてた。あぶないあぶない、なんて思った。

 終盤余裕もあったから彼女が僕の方に様子を見に来てくれたんだけど、僕の方に来る時と持ち場に戻るときに小走りに移動してくれて、彼女の走ってる姿見るの好きな僕は大喜びだった。たまらない可愛さ。

 あと、僕が彼女と入れ替わりで休憩に入るとき彼女が紙に書いたメモを僕のポケットにこそっと入れてきた。なにかなーと休憩に入りながら見てみると「ちょこあーんぱん3つあるからたべて」っていうメモで、彼女の書く文字の可愛さと、ちょこあーんぱんっていう字面の可愛さで、なんだか僕は幸せな気持ちになった。休憩中にありがたくいただいた。そのメモがあまりにもさり気なく入れられたので、彼女は僕が気付いてないかもと心配して様子見にまで来てくれた。優しい。

 余談だけど、彼女が僕に渡してくれたメモやら落書きやらはだいたいコレクションしてある。コレクションというほど大げさなものじゃないけど、一つにまとめて保管してある。彼女の書いたものを軽々しく捨てられなくて、見返したら楽しいんじゃないかと思って取ってあるのだ。これもひとつの彼女から僕へのプレゼントみたいな感じがして、大切にしたくなる。結構たくさんたまっているので今度見返そう。

 真剣に仕事をしている後ろ姿とか、横顔とかが可愛くて、僕はいつまででも彼女を見ていられる。僕が見ていることに気付いていなくて自然体で仕事をしているのを見ているのが楽しい。僕の視線に気づくと何かしらアクションを起こしてくれるサービス精神も好きだけどね。

 今日は余裕を持って仕事ができる日で、彼女をたくさん見ていられて良い日でした。今日も彼女はとっても可愛かった。