かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

あみあみ

 今日は彼女がお休みの日で、髪を切りに行くことになっていた。今の彼女の髪の長さはセミロングくらい。セミロングがどれくらいかいまいち分かってないけどね。

 今回は短くするんじゃなくて、今後も伸ばしていくために毛先を切って整えるって感じみたいだった。僕は長い髪も短い髪も好き。彼女は長いのも短いのも似合うから見る側の僕としては嬉しい限りである。長いのか短いのかどちらかを選びなさいと言われたら今は長い方を選ぶかな。頭をなでた時に指で髪をとくのが楽しいからね。

 僕が仕事へ向かうタイミングで彼女は髪を切り終わったらしく、終わったー!という連絡が来た。もうちょっと僕が早めに家を出ていれば仕事前に少し会って話ができたかもしれなかった。そのことをちょっとだけ後悔して、彼女が今家に帰るんだから、家の前を通って職場へ向かおうって思った。彼女に会える会えないを別にして、彼女が今いるところの近くを通るのってなんだか僕は好きなのだ。自分でもこの感覚はストーカーっぽなあって思う。

 僕は予定通り彼女の家の前を通るために、車を走らせていたんだけど彼女の家が見えてきたら、同タイミングで駐車場に立っている彼女が見えた。僕が家の前通るよーって予告したからわざわざ待っていてくれたのだ。その事実が嬉しくて僕はわーいってなりながら彼女の家の前まで来た。

 車から降りてお話したかったけど、それは我慢してそのままの状態で少しだけ話をした。髪の長さはほぼ変わっていないように見えた。髪を編みこんで後ろでまとめていて凄く可愛くて、ニヤニヤしっぱなしだった。彼女はやっぱり髪を編みこむのが似合う。教えてもらいながらセットしてもらったらしくて、僕がお願いしたらまた今度やってみてくれるというので楽しみだ。

 ちょっとした変化ではあるけど、可愛くて素敵だった。本当に似合うんだよなあ。あれはやれば誰でも可愛くなるってわけじゃないと思うし、彼女だからこそ可愛くなっているんだと思う。

 あといいにおいがした。

 仕事前に彼女に会えて、顔を見れて話ができて、幸せな気分で仕事に向かうことができて最高だった。

 今日は会える時間が短かったから彼女を堪能できなかったのでまた明日にでも彼女を堪能しなければ。