かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

相棒

 彼女が僕にとってどれくらい重要な存在かというお話。

 日々の生活で彼女の重要さというのはひしひしと感じている。何を考えるにもまず彼女が浮かぶ。面白そうだなと思った漫画を買うかどうか悩んだ時に、これを買ったら彼女に紹介できるかな?紹介して面白いって思ってくれるかな?というのが一つの判断基準として存在する。

 DVDを毎週借りる習慣があるんだけど、それに関しても彼女が面白いと思うような映画を探してしまう。でも彼女と僕は映画に関しては興味の範囲があまり被らないから、自分が観るジャンルで彼女が興味を持ってくれるようなものに出会えないかなあと思っている。

 今挙げたもの以外にも、何か良いと思うものに出会ったときに彼女のことを考える。僕の思考の中心にはいつも彼女がいる。

 そういえばこの間、友人と食事をした時に彼女の話になって、彼女の好きな食べ物って何?って聞かれてチョコって答えた。甘いものが好きだよーって。そうしたら友人が「お前甘いものダメじゃなかったっけ?大丈夫?」って心配してくれた。自分でも忘れかけていたけど、ちょっと前まで僕は甘いもの苦手であんまりたくさん食べられなかった。それが今では普通に食べられる。

「いつの間にか食べられるようになったよー」なんて言いながら、やっぱり彼女の影響ってすごく大きいんだなって思った。

 仕事に関しても、彼女は僕のパートナーとして非常に重要な存在だ。思えば昔は仕事の相談をする相手が同じ地位の仲間の中にいなくて、上司で比較的年齢の近い人と話をしていた。彼女とは対等な立場で、仕事の話ができる。彼女から指示を受けたり、彼女に指示を出したり、お互いの仕事をサポートしあえる。

 何年間も僕はそういう相手を求めていたけど出会うことができずに、一人で一生懸命仕事をしていたってことに最近になって気付いた。彼女のために仕事をしようとか、彼女に頼まれたことをちゃんとこなそうとか、そういう風に考えて働くことがあるけど、そういう感覚昔はなかったなって。そういう感覚を抱く相手がいなかったということでもあるけど。

 彼女は僕の働く意味になる。彼女がいなかったら、今の職場で働く理由は失われてしまう。彼女のために働きたい。

 公私ともに彼女の存在というのはもう僕の人生に欠かせないくらい重要なものになっている。