かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

認めてくれる

 彼女の頑張りを認めてくれるところ好き。

 彼女が無茶ぶりしてくるじゃん?

 いや、人によっては無茶ぶりと感じないのかもしれないけどさ、僕は今までユーモアに対してそこまで積極的ではなかったというか、人を笑わせることに関して努力をしてこなかったからね。いきなり猿の真似してって言われたときにできる人ではなかったわけ。

 でも彼女はいつも言っている。こういう時にできないーとか言ってやらない人が一番嫌いって。それを言われたからってわけじゃないけど僕は少しずつそんな彼女の唐突な振りに応えられるようになってきた。上手にできるわけじゃない。完成度は低いし、面白くもないときが多い。でも僕は彼女の要望に応えたい一心で頑張っているから必死さにかけては胸を張れる。

 彼女はそんな必死で見方によってはちょっと痛いかなあと思う僕の頑張りを認めてくれる。褒めてくれる。笑ってもらえたり褒めてもらえたりすると凄く嬉しいし、下手なりに頑張ろうって思える。

 無茶ぶりに応えるっていうことだけじゃなくて、何に関しても彼女は結果ももちろん重要視するんだろうけど、過程をしっかり見て評価してくれるってことだと思う。

 例え結果的にうまく行かなくても、頑張った過程を見て褒めてくれたり認めてくれたりするのってなかなかできることじゃない。結果に目が行きがちだし、頑張ったことが分かってもそれを評価するのって難しい。

 彼女が仕事できない人を簡単に見放さずに指導することができるのも、結果だけを見ていない証拠といえるだろう。頑張ろうという気持ちがあるのかとか努力しているのかっていうのを彼女は相手の言動から読み取って、評価しているんだと思う。

 指導する立場として非常に重要な能力だよね。

 指導とは違うけど、僕も彼女に褒められてチャレンジしていくことの大切さを学んで挑戦していけるようになりました。なにこの感想文みたいなコメント。

 でも本当にそうで、最初から自分には無理とかできないって決めつけてしまったら自ら可能性を潰してしまっているということで、無理かもしれないって思っても挑戦してみれば意外とできるかもしれないのだ。

 彼女は無理だったとしても挑戦すれば認めてくれる。それが分かっているだけで僕は凄く自由に自分というものを出せる気がするのだ。

 この話とは逆で、物事の過程で失敗して怒られることもあるんだけどね。

 彼女の人とか物事を見つめる姿勢が好きだなあと思うのでした。