かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

妖精さん

 彼女の好きなもの考察シリーズ第三弾。

 今日は雑多に彼女の好きなものを挙げてみたいと思う。

 最近気付いたというか、最近最も僕の中で気になっている彼女の好きなものというのがある。

 それは何かというと、妖精さん。わかる?フェアリーね?

 彼女は妖精とかあと魔女なんかにも心惹かれるようだ。どうやらそれは小さい頃かららしくて、魔女が登場する児童書とかよく読んでいたみたい。

 で、妖精はシシリー・メアリー・バーカーという人が描いたものがお気に入りで、装丁が素敵な本が何冊か出ているんだけど、それを欲しがっている。僕が見ても素敵だなあと思う本で、いつか彼女にこっそりプレゼントしようと思っていたんだけどその計画は彼女に読まれていたので、またこの話が下火になった頃にしようかなあと思っている。

 本屋さんで見つけて目を輝かせている彼女を見ると、買ってあげたくなるじゃんね。

 架空の存在なのにあたかも現実に存在するかのように繊細に描かれていたり、設定が緻密に練られているようなものってわくわくするよね。多分彼女もそうなんだと思う。

 彼女はファンタジーが大好物なのかはよく分からないけど、幼い頃からよく触れ合ってきたみたいだ。彼女の想像力とか感性というのはこういう部分から養われてきたのかもしれない。

 あと、ミニチュアも好きっぽい。食玩のおまけみたいな、フライパンに目玉焼きが載ってるような小さいやつ。そういうのを箱買いして専用のケースを用意して飾っている。実物は見たことないけど写真で見せてもらった。これ以上増やしても置く場所がないからもう集めてないみたいだけど。でも道行く先でミニチュアの何かに出会うと足を止めて見ている。僕もミニチュアのものには心惹かれるので彼女と気が合って嬉しい。

 最近彼女はぬりえがお気に入りらしくて、綺麗に塗っては僕に見せてくれる。細かい作業とか時間を掛けてじっくりやるような作業を楽しんでできるみたい。一度ハマるとのめり込む彼女らしさが見える。ちょっと前はお絵かきロジックにハマっていて、夢中になってやっていた。

 熱しやすいって感じではないけど、一度熱中するとしばらく帰ってこなくなるので冷めにくい。気づくと急冷されているけど。冷めやすいと表現するには熱中期間が長めな気がする。

 彼女が好きなものとかハマっているものって、僕もやりたくなっちゃう。お陰で彼女の中でブームなものって僕の中でもブームになる。彼女の好きなものはだいたい僕も好きになる。

 今のところ彼女が好きというものでなぜ好きなのか理解できないというものに出会っていないので幸せだなあと思っている。