かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ろんりろん

 彼女は感覚で動いているのか、それとも論理で動いているのかというテーマを思いついたので今日はそれを浅く掘り下げていこうと思う。

 僕から見た彼女は、感性というかセンスに溢れていて感覚的に物事を捉えて実行する力があると思う。これをいい感じにしてっていうアバウトな指示に対してきちんといい感じにできるセンスとでも言うのかな。何種類もある中から良い物を見つけ出すセンスとか、さらっと描いた絵が素敵だったりするのもセンスが良いからかなって思う。音楽的センスもあると思うし。

 じゃあ彼女は感覚的に動いているのかというとそれも違う気がする。

 なぜなら彼女はすごく考えているからだ。考えすぎっていうくらい考えている。こう感じたからこうするなんて短絡的な思考じゃなくて、もっと深く絡み合った思考をしていると思う。

 思うに彼女は、感覚的に捉えたことがまず頭に浮かび、それを正しいものと証明するために根拠やら理論をくっつけて意見や主張を構築しているんじゃないか。

 例えば理論型の人なら、ここをこう変更することによって効率があがるだろうから変更すべきだと主張する。対して感覚先行型の人はこれは変更したほうがいい!だって効率悪そうだから!と主張する。極端な例だよ。

 彼女はこれのハイブリット型なんじゃねえの?最強なんじゃねえの?っていう発想。

 どういうことかというと、仕事中に作業の手順に変更を加えたら良いんじゃないかっていうのを今までの経験とか感覚的なもので思いつく。でもなんとなく良さそうだからこういう風に変えたいというのを主張しても説得力に欠ける。誰かに伝えるには正しさを証明しなくてはいけない。そこで、こうやって変更することによって効率が上がるか ら、時間の短縮になって良いという論理的な説明をつける。

 感覚で捉え、論理的に説明するということが可能。

 僕だったら「なんかこう良い感じ」としか言いようのないことを彼女は言葉で表現できちゃう。

 頭では分かっているのに言葉が出てこないというような状況に陥ることがあるということはつまり感覚先行で物事を捉えているんじゃないかなと。僕はそこで捉えたことをまとめるのに文章にして出力しないと上手く表現できない。口頭で説明するの難しい。でも彼女は口頭で説明できちゃう。すごい。

 彼女は感覚と論理をうまく使い分けている、というのが今日の結論。