かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

尽くし尽くされ

 彼女は尽くすタイプなんじゃってことに気付いた。尽くし過ぎて身を滅ぼすタイプ女子なんじゃないか?よくよく考えてみると彼女は過去にもそれで失敗しているんじゃないか?

 そう、彼女はきっと尽くすタイプだ。だってだって、僕がチーズケーキ食べたーい食べたーいって言っていたら作ってくれる。別にあんたの為に作ったんじゃないんだからね!っていう感じで作ってきてくれる。最高でございます。チーズケーキうまい。

 あと僕が彼女の歩いてる後ろ姿を見るのが好きって言ったらやってくれる。走ってる姿が好きって言ったら走ってくれる。どや?って感じで走ってくれる。可愛い。可愛いからもっと走って。もっと後ろ姿見せて。

 僕がお願いしたこととかやって欲しいなーっていうつぶやきを彼女は結構現実化してくれる。ほらやっぱり尽くす系女子。でも普段僕が彼女の尽くしの上を行く尽くしっぷりを発揮するからきっと彼女の尽くしっぷりが押さえつけられているんだ。そうに違いない。もっと彼女に尽くされたいけど彼女に尽くしたい。ジレンマ発生中。

 表現が難しいけど、彼女はきっと誰にでも尽くせるんだと思う。なんか尽くすっていうと全身全霊を掛けて相手のために何かするっていうもう突き抜けた印象がするけど、もうちょっと軽い感じで捉えてね。困った人がいたら助けてあげるというのも、ある意味その人の為に尽くすと言えなくはないという観点。

 彼女は自分と相手の距離感に関係なく、相手のことを思いやった行動をとれる。つらいなーって思ったら救いの手を差し伸べてくれて、かなしいなーって思ったら励ましてくれる。そういうのって普通特別好きな人相手じゃないとできなかったりするけど、彼女はわりと広い範囲にそれができる。そうすると常に甘える相手を探しているような人々にとって彼女はうってつけで、頼りにされすぎたりいいように使われたりしちゃう。

 僕はそんなことより彼女に尽くして尽くしてもっともっと好きになってもらおうということばっかり考えているから、彼女の優しさに甘える隙がない。嘘。甘えてる。めっちゃ甘えてる。甘えてたわー。遊んでる時に行き先決まらないと彼女を頼っちゃうし、話題が無くなったら彼女を頼っちゃうし、ああもうダメだ頼ってる甘えてる。彼女は頼りになるんだよ。色んな所で一緒にいてくれたら心強いなあって思うもん。

 彼女は優しい。天使のようだって結構な頻度で思う。

 なんかこうもっと彼女が進んで尽くしたくなっちゃうような男になりたい。尽くされ上手な男に。

 とりあえず僕は彼女のために東奔西走するのだ。