かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

負担

 僕は常々彼女の負担にならないようにしなきゃなあと考えている。

 僕の存在が彼女にとって良い影響を与えているだけならいいけれど、そうじゃない時もある。彼女にとって面倒だったり邪魔だったり、構いたくないなんて時もあるはずだ。そんな時に僕が構って構ってーって彼女に甘えて行ったらストレスになってしまう。

 彼女は優しいから、僕が悲しむといけないからこうしておこうとか、僕が喜ぶだろうからこれをやろうとか、僕のためにいろいろ考えて何かをしてくれる。再三言っているように、彼女は他人の求めていることを感じ取って、それをしてあげられるし、多少の無理をしてでも相手に合わせることができる。彼女は常にそうしているから、僕に対してくらいはそういう無理をするような気遣いをしないでいいようにしてあげたいなあと思うのだ。

 そうするためにはどうしたらいいのかと考えると、答えはわりと簡単に出る。僕が元気でいればいい。何事もポジティブに考えて、へこまず元気で明るくいること。それが彼女に余計な気遣いをさせず無理をさせなくて済む一番の良い方法だと思う。だだまあ、シンプルな答えではあるけど、僕が常にこの状態でいられるかというとそれはどう考えてもきびしい。高校時代は根暗だって言われてたし、多少改善された今でも大人しいか活発かでアンケートを取ったら、大人しいが圧倒的に多いはず。自分のこと以外はポジティブに考えられることも多いけど、自分のこととなるととことんネガティブで落ち込みやすい。

 今まではそれでいいと思っていたし、そんなネガティブな状態でもそれなりにやっていけて問題もなかったから、良くない部分だとは思っていても直す気は起きなかった。でも彼女と一緒にいて、僕のこういう部分が良くないと改めて自覚したし、彼女の負担になるってことも分かった。だから少しずつでも自分を変えていけたらって思っている。一年前に比べたら多少心も強くなったと思うし、へこんだ状態からの立ち直りとか、へこみにくさとか改善が見られる気がする。

 この調子でいけば僕はきっと今よりもずっと彼女にとって居心地の良い場所になれるんじゃないかなって思う。

 僕から彼女に与える負担を極力少なくすることはもちろん、僕以外から受ける負担やストレスを軽減するために僕に何ができるのか常に考えていかなくちゃいけない。