かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

仕事

 彼女に向いてる職業ってなんだろうって思った。自分が転職するとしたらどんな職種がいいかなあって考えていたら、彼女のこともいつの間にか考えていた。むしろ彼女のことについて考え始めていた。

 彼女は器用だし、立ち回りが上手いからきっとどんな仕事をしても一定の成果を出すことができると思う。頭もいいから求められていることをしっかり理解して、必要な仕事もきちんと覚えられると思う。だからどんな仕事でもできそう。体育会系な仕事は無理かもしれないけど。

 一つ言えるのは、どんな仕事にせよ、彼女は権力を持つほうが向いているということだ。決定権があって責任が伴う地位の方が彼女は輝けると思う。以前書いた、革命家になれるみたいな記事と同じようなことだ。

 彼女は権力を持ってもそれを私利私欲のために使うことはない。力を持っていることを自覚し、それを正しく有効に使うための行動を取れる。実際に権力を持った時、彼女がどうなるかなんて見てみないと分からないけど、僕にはそうなるんじゃないかなあという気がする。

 現状彼女の上には多くの上司がいて、彼女には決定権はほぼ無いし、独断で行動する権限がない。お陰で彼女が考えた改善案や新しい発想は思い通りにいくことは少ない。考えが正しい、うまくやれるという確信があってもそれを実行できない。そんなもどかしさというものが彼女の中には常にあると思う。

 権力というと大げさだが、会社で言うなら部長とか係長みたいな何かしらの役職についている状態が彼女に向いているんじゃないかなっていうことだ。ただ漫然と歯車の一つとして雑兵のように扱われ働くのは向いていないような気がする。

 彼女には普通の人にはできない発想と、行動力と度胸がある。これを持ち合わせている人は少ないから、どんな場所に行くとしても上の地位に立つ資質を備えているんじゃないかなあと思うのだ。それに彼女ほどの能力を持った人が、単純に使われる側にいることがとてももったいないことに思える。今の仕事であっても、彼女がもっと決定権を持ち自分が思ったとおりに行動できれば、職場環境はもっと良い方に向かうと思う。

 彼女には自分を表現できる、自分の力や考えを深く理解してくれる人たちに囲まれて仕事が出来る環境が一番向いているんだろうなあとなんとなくではあるけど思った。具体的にどんな仕事って言われると分からないけど。

 ちなみに僕はどんな仕事に向いているのか全く思いつかなかった。