かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

走る

 今日の可愛かった彼女。

 泣いている彼女。一つ前の記事で書いたとおり。とっても可愛かった。泣いている姿が画になる。彼女の目から涙が流れる瞬間僕は彼女から目が離せなくなって心を奪われる。可愛くて愛おしくてたまらない。

 そしてもう一つ、可愛くてたまらなかったのが、小走りする彼女。擬音をつけるならば「とてててて」か「ぴょこぴょこぴょこ」みたいな感じの小走り。もうこれは言葉では言い表せない。ちょっと歩幅が狭くてちょこちょこ早歩きみたいな。その姿を見送って思わずふふってなった。あまりにも可愛いから、すぐ彼女に伝えた。そしたらもう一回やってくれた。意識してやってたわけじゃないから、どんな感じだった?って聞きながら手探りでやってくれた。それがまたかわいい。時折こういう可愛くてたまらない行動を取るので見ていて楽しくて仕方がない。

 走ってる彼女を見るのが好きで、こっちに向かってくる姿も、走って行く後ろ姿もどっちも可愛い。ちょっと走るの遅そうなのが余計に可愛い。走って逃げる彼女を追いかけるのすごく楽しいし、追いかけられると彼女も楽しそうなので二度おいしい。

 僕は彼女に嫌がられるのがわりと好きだ。こういう言い方をすると誤解を生むかもしれないけど、触らないでって言われてるのに触りに行くのとか好き。もちろんそれは、触らないでっていうポーズを取ってるだけだって分かるからできるんだけど。変な発言して気持ち悪がられるのも、くそつまらんことを言ってドン引きされるのもわりと楽しい。いつの間にか楽しめるようになっていたっていうのが正確かもしれない。

 だから彼女が嫌がりながら走って逃げるのを追いかけるのは本当に楽しい。わーって言いながら逃げる彼女が可愛い。たぶんあれをスローにしたら、お花畑とか砂浜である捕まえてごらんなさいーみたいなシーンになるのかもしれない。いや、ならないな。二人とも微笑ましいというよりは本気で走ってるもん。その力の入れ具合も面白い。

 彼女の走る姿を見て可愛いなあって思うのが僕の一つの楽しみとして確率されている。

 こんなこと書いていたら彼女を追いかけたくなってきた。