かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

人付き合いの考察

 彼女の人付き合いの上手さについてもう少し考えてみたいと思う。異例の第三弾。

 昨日のブログを書いてからゆるくずーっと、そのことについて考えていた。それで思ったのが、彼女は他人との間に壁を作らない。実際には壁は存在するんだろうけど、彼女が誰かと接しているのを見るとそれを感じさせないのだ。それ以上は踏み込まないでくださいよ、っていうラインがだいぶ奥の方にあるように思える。

 これは僕が彼女と仲良くなり初めの頃に感じたことだけど、彼女は自分の心を開けっぴろげにしてこちらに接してきてくれているような感じがした。打算とかそういう裏側の気持ちが全くない、純粋な好意で接してくれているって全力で伝えてくれているような感じ。そうやって接してもらって嫌な気はするわけないし、むしろ好意を持つだろう。

 彼女が普段周囲の人たちに見せている姿というのは裏表のない明るい彼女であって、思ったことを素直に言って、何か話せばいいリアクションを返してくれる人として場の空気を盛り上げてくれる。だから彼女に対して面白い切り返しを期待してつまらない話をしてくる人とか、構ってもらうために周りをうろうろする人とかが出てくる。

 彼女は来るものをほぼ拒まない。いくら内心嫌だと思っていてもそれなりに相手はしてあげるし、盛り上げてもくれる。身を削る結果にはなっているけど、そのお陰で彼女に寄って行きやすい空気は作られていると思う。どうでも良い話題を持って構ってもらいに行きたくなるような空気。しょうもないことでも彼女は笑顔を返してくれそうって思わせるものがある。

 僕は大して話が盛り上がらない相手と無理に話そうとはしないし、自ら関わろうとも思わない。むしろちょっと敬遠するくらいだ。壁を作りまくってるといえると思う。僕と対比して考えると彼女は本当に壁を作らない。

 ここまでで述べたように実際に来るものを拒まない姿勢でいることはもちろんだけど、彼女自身がまとっている雰囲気が近づきやすいというか話しかけやすいものだと思う。なんといっても笑顔がすごく素敵だから、その笑顔に「この人に話しかけてみよう」って思わせるだけの力がある。こちらがぶつかりに行ったらやさしく受け止めてくれる柔らかいクッションのような雰囲気。だからこそ、年齢が離れているパートのおばさんとかの愚痴もいろいろ聞いて情報をいっぱい持っているし、お客さんから長話を持ちかけられている姿も度々見かける。彼女が対応して嫌な気分になるお客さんなんていないんじゃないかっていうレベルで彼女の接客は素敵だ。お客様満足度No.1。

 彼女はすごく人懐っこいんだと思う。みんなに好かれていたいって思っているし、嫌われていないかって常に心配している。それもみんなのことが好きだからで、好きじゃなかったらそんな心配しないもんね。相手に受け入れてもらいたいから自分がまず相手のことを受け入れようって考えているじゃないかなあって僕から見ると感じる。

 彼女の心の持ち方が、行動とか雰囲気にあらわれて、それがまた人付き合いを円滑に進めるために役だっているんじゃないかなと思う。