かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ストップモーションアニメ

 今日は彼女と遊んだよ!

 昨日給料日だったので彼女の家に行く前にお金をおろしてから彼女の家へと向かった。お財布が重くなると心は軽くなる。

 今日はDVDでも観ながらゆっくりしようと思っていたので「コープスブライド」を借りて観ることにした。

 彼女はディズニー系のアニメに造詣が深い。いろんな作品を観たことがあるみたい。逆に僕は有名な作品であっても観たことがないものが多い。アラジンとかピータパンとかバンビとか全然観たことない。でも観たことがない=観たくないというわけじゃなくて、機会があれば観たいと思っている。今回はディズニーからの選出ではなかったけど、同じような感じで彼女の興味があったコープスブライドを観る運びとなったのだ。僕も観たいと思っていた映画だったから即決だった。なにより彼女と一緒に観れるってのがとっても良い。こんな言い方をすると誤解を招くかもしれないけど、彼女と観れるんだったらなんでもいい。面白くなさそうな映画でも、興味が無い映画でもなんでもいい。そりゃあもちろん面白いものを観たいっていうのはあるけど、だいたい彼女と一緒に観れば面白いだろうとも思う。僕にとって最も重要なのは彼女と観るということで、それがクリアされればどうなったって楽しめると思う。

 ということで今回も映画を楽しめた。二人で同じ画面を見つめて、時間を共有しているっていう感じがたまらなくいい。僕が観ながら何か感想を言って、彼女がそれを肯定してくれたり別の意見を述べたりしてくれるのが心地よい。僕が後々気付いたことに、彼女はもっと早い段階で気付いていたりすると、すげえってなりつつ僕って馬鹿だなあなんて思って楽しい。彼女がすぐそばにいて、僕の言葉にすぐ反応が返ってくるっていうことが嬉しくてたまらない。声だけじゃなくて動きとか表情とか、彼女の全てを感じられる。目の前に彼女がいてくれるってことが物凄く幸せだ。

 今日は晩ご飯にカレーを食べに行くことにしたんだけど、彼女は辛いカレーが苦手だ。注文するときに甘口を選べないメニューを頼んだんだけど「甘口…は選べないのか」という僕の呟きを聞いた店員さんが彼女に「辛いですけど大丈夫ですか?」って確認してくれた。それに対して彼女が「がんばります!」って答えたんだけど、それがすごく可愛かった。彼女らしい返答だなって思った。大丈夫か分からないのに大丈夫ですとは言えなかったらしいんだけどその考え方も彼女らしい。がんばります!っていった彼女めっちゃ可愛かったよ。にやっとしてしまったもの。あと食べてるとこ写真撮ってあげるよーって言ったら「有名人のブログにアップされている、一緒に食事をした友人(有名人)が顔をおしぼりで隠して写っている写真」の真似をしてくれてた。すごく見たことある感じで面白くて、二人でキャッキャして盛り上がった。彼女はこういう細かすぎて伝わりにくいものまね、みたいなのが得意だ。彼女はちゃんと僕に分かりそうなネタをやってくれるのできちんと伝わるんだけどね。絶妙なチョイスで思わず笑ってしまう。

 その後、僕がやらかしたせいでちょっと重苦しい雰囲気になってしまったんだけど最終的には解決して、今日も楽しく彼女と過ごせたなあという感じで一日が幕を閉じた。終わりよければなんとやらと。

 本当に僕は彼女が隣にいてくれればそれだけでいい。他になにもいらない。そう強く思った日でした。