かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

子供っぽい可愛さ

 彼女の可愛さについて。

 以前から彼女の可愛さで、子供っぽいところが可愛いって言ってきた。この可愛さがどんなものなのか、もう少し伝える努力をしてみようと思う。

 子供って可愛いよね。欲しい物をおねだりしてきたり、思い通りにいかないことがあると拗ねてみたり怒ってみたり。何かに夢中になると周りが見えなくなったり。嬉しい事があると他のことを忘れちゃうくらい大喜びしたり。子供の可愛さっていうのは、感情を素直に出すところにあると思う。そこに裏の考えなんていうものがなくて、ただ嬉しいから喜ぶし、悲しいから泣くみたいな。もうちょっと成長してくると、周りの具合をうかがって嬉しくないのに喜んだり、不満があっても我慢したりするようになるわけだ。

 彼女は僕の前で子供っぽいところを見せてくれる。職場とか周囲に人目があるようなところではあんまり出さない部分だと思う。ただ彼女が常に持っている要素ではあるから普段の生活でもそれが見え隠れする。たとえば仕事の出来をドヤ顔で自慢してくるのとか可愛い。これやったんだよ!みたいな。子供が学校で描いてきた絵を見せるみたいなね。それと彼女の笑顔は自然で可愛い。作った笑顔感が薄い。子供のような無邪気さが笑顔に出ている感じがする。だから彼女の笑顔がたとえ愛想笑いだったとしても、本気で笑っているように感じさせる。僕はその笑顔から垣間見える子供っぽさが好きだ。その無邪気な笑顔は心の底から僕に笑顔を投げかけてくれているんだなあって思える。ほら、まだ言葉も話せないような赤ちゃんが顔を見て笑ってくれる時ってあるじゃない。あんな感じ。彼女が僕に微笑みかけてくれるのはあれに近い可愛さがある。天使の微笑み。たまに僕が彼女のことを天使か!って思うことがあるけどこの辺が関係しているに違いない。

 好きなものをぱくぱく食べている彼女からは、夢中で口の周りを汚しながら食べている子供と同じような微笑ましさと可愛さを感じる。彼女はもちろん口の周りを汚して食べないけど。あ、たまにソースとか付いてる時ある。それがまた可愛い。拭いてあげるとおとなしくしているのも可愛い。彼女は自分が食べるの上手じゃないって思っているらしくて、気を付けて食べているらしい。一緒に食事をしていて食べるの下手って感じたことはほとんどないと思うけど、なんだかそうやって気を付けて食べているっていうのも可愛らしい。

 何回か前の記事に書いたと思うけど、普段からだらしなくて子供っぽくて精神的にも幼稚な人だったら可愛いなんて感じないだろう。だけど彼女は普段はしっかりしていて賢い女性だ。整理整頓は苦手らしいけど。そんな彼女が頬をふくらませてすねていたり、大好きなお菓子を買ってもらって大喜びしてたら可愛くないわけがない。

 僕は毎回その姿がかわいすぎて胸を締め付けられるような気持ちになっている。