かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

楽しい会話

 彼女と交わす会話は他の誰と話すよりも楽しい。

 彼女は僕の言いたいことを理解してくれるし、僕の発想に付いてきてくれる。余計な説明はいらないし、彼女の話もすんなりと自分の中に入ってくる。突拍子もないことを言い出したって、彼女はそれに引かないで面白い返しをしてくれる。そんな返し?ってがっかりすることがない。僕の返しは彼女に面白くないとバッサリ斬られてしてまうことが多々あるけど。自分の言いたいことがうまく伝わらないとか、彼女の言っていることの意味が伝わってこないとか、そういうことがほとんどない。日常会話においてね。深く込み入った話になってくると僕の自分の意見を表現する力の不足が露呈してうまく行かなくなる。それでも彼女と意見を交わすということは楽しい。

 会話を通して自分をもっと知ってもらいたいと思うし彼女をもっと知りたいと思う。彼女と一緒に過ごして彼女のことをたくさん知ってきたけど、まだまだ知らない部分や分からない部分ってのはたくさんあって、それをどうにか埋めていきたいと思う。彼女のことならなんでも知っているくらいになりたい。彼女のことを多く知れば知るほど僕は幸せになれる。

 会話は言うまでまでもなく非常に大切な物で、会話がうまくできるかとか楽しい会話ができるかっていうのは相手によって大きく変わってくる。持っている知識、考え方、今までの人生経験というようなその人の全てが会話というものに出るはずだ。彼女と話が合うのはそういう経験や知識がうまく噛み合っているからなのかなと思う。彼女と出会うまでの人生が、彼女と出会って楽しく過ごすための準備だったのかなと思うと素敵。もっと早く彼女と出会いたかったってすごく思っているんだけど、それと同時に今彼女と出会ったからこそこうやって一緒にいられるのかなとも思う。

 例えば高校生の頃の僕でも大学生の頃の僕でも、彼女と出会っていれば好きになっていたと思う。でも当時の僕はまだまだ未熟だったから、きっと彼女に愛想つかされてしまってたんじゃないかなって思う。今以上にヘタレだったし自己中心的だっただろうから。だから今彼女を支えてあげたいと思ってそれを実行できるのは、精神的に成長した今だからかなって。

 もっと早く出会いたかったって言っても、もうそれはどうしようもないから、先を見ていかないといけないね。これから先彼女と一緒に過ごしてたくさん会話をしていけばいい。たくさん彼女を可愛いなって思って、たくさん好きだなって思えばいい。そしてそれを彼女にきちんと伝えていきたい。