かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

素敵なもの

 彼女と一緒にいることで、僕は素敵なものと出会う機会が増えたと思う。

 彼女と出掛けて良いなと思うものと出会ったり、彼女から良い物を紹介してもらったり。以前から言っているように彼女はセンスが良いし、好みが僕と合っているから良いと思うものが共通する。彼女が嬉しそうな顔をして見つけたものを紹介してくれる時、それを素敵だなと思ったことは何度もあるけど、微妙だなとか良くないなと思った記憶がない。

 何かを彼女と同じように素敵だなとか良いなって感じられることがすごく嬉しい。

 彼女といることで素敵なものと出会えるというのもそうだけど、彼女と一緒にいないときでも、以前よりも多くの情報を取り入れようっていう心持ちになっているような気がする。それによって一人でいても良いものと出会う機会が増えた。自分が興味を持たなかったものでも、彼女が好きかもしれないなあとか、彼女との話で出てきたなあとか思って気にするようになった。彼女の影響って物凄く大きい。彼女との話のタネになるからテレビ番組も気になるようになったし、音楽の興味の幅も広がったし、好きな漫画も増えた。心の持ち方ってすごく大事だね。

 今唐突に大黒摩季の「あなただけ見つめてる」を思い出した。彼氏のために色々自分を変えていく歌なんだけど、ここまでじゃないにしても僕も彼女の存在のおかげで良い意味で変わったなと思う。閉塞気味だった思考が外に向かっているような気がするし、彼女という存在があるから多くのものを取り込もうっていう気持ちになる。何より今の状態が心地よい。彼女のために自分が存在しているような気さえする。

 そんな感じで多くのものに目を向けた事によって、彼女と出会う前よりも確実に充実した日々を過ごしている。そりゃあ素敵だなと思うものにも多く出会えるだろうね。

 そうやって見つけたものは彼女が素敵だなと思ってくれそうなもの、自分が素敵だなと思ったものに関わらず、全て共有したいなと思う。僕の中にだけとどめておくにはもったいないし、彼女にも同じ気持になってもらえたら嬉しいから。

 きっとこれからも彼女といることで素敵なものとたくさん出会えると思う。その度に彼女とこれいいねって言い合っていきたい。その一つ一つが彼女との思い出になって、僕の中にたくさん彼女との思い出が積み重なっていくと幸せだなあって。その思い出がまた素敵なものだな、なんてくさいことを考えてしまった。