かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

もぐもぐ

 今日は彼女と遊んだ。いつものように一日を振り返ろうと思う。

 少し早めに家を出て、おみやげをコンビニで買ってから彼女を迎えに行った。お昼ご飯はファミレスで済ませることにして、その後彼女の知り合いにプレゼントする品物を選びに行くことになった。

 好きなものを好きなだけ食べさせてあげたいんだけど、彼女は今カロリーをすごく気にしているから好きなものを食べなって言ったら彼女の頑張りを逆撫ですることになってしまう。一緒にどれにしようか頭を悩ませて、でもなるべくなら彼女が食べたいものを食べられるようにと思っていた。自分が頼むものが彼女も好きなものなら一口あげれば喜んでくれるかなあとか考えながらね。

 最終的にメインを半分僕が請け負うことにして、その分でデザートを食べられた。僕も調子に乗ってデザートを食べたので、ちょっと食べ過ぎたかもしれない。

 そこでの食事の最中に、彼女がご飯を食べている姿がなぜ可愛いのか、という理由の一つを発見して僕は喜んだ。口の形が可愛いのだ。もぐもぐしている時の口がすごく可愛い。ただ漠然と可愛いなあと思って見ていたんだけど理由がはっきりした後に見るとなるほどなと思う。他にもきっと可愛いとおもう要素がまだ隠れているんだろうけど、その一つが今日判明した。彼女にちょっと嫌がられながらもじーっと食べている顔を見ていたかいがあった。

 二人共お腹がいっぱいで苦しいくらいの状態で、プレゼントを探すために雑貨屋さんへ。

 和風の雑貨が多いお店で、僕はそこの雰囲気が結構好きなんだけど最近まで存在を忘れていた。先日思い出した時に、彼女と行こうって思っていたので今日行けて良かった。彼女もお店の雰囲気を気に入ってくれたようで嬉しかった。プレゼントもすんなり決まって、ここを紹介して良かったなあって嬉しくなった。

 そこは和風なお店だけあって、買い物をするとお茶を出してくれて少し休憩できるようになっている。お茶を頂きながら過ごしたそのちょっとした時間が楽しかった。出してもらったお茶が美味しくて気に入ったんだけど、彼女も同じように気に入ったみたいでそんなちょっとした意見の一致がまた嬉しかった。

 その後はまったりと過ごそうってことで、DVDを観ながら過ごした。いつものようにマッサージをしたり彼女の頭をなでたり。今日は僕も彼女も腰が痛かったので、ゆっくり過ごすのが一番良い選択肢だったと思う。

 晩ご飯は久々に牛丼を食べに行って、帰りに彼女の買い物をしようってことでお店に寄った。彼女の必要としている物の選択の幅が広いので、どれがいいのか二人で相談しながら悩んで悩んで何とか決めることができた。これはここが良い所みたい、でもここは良くなさそうみたいな話をたくさんして、これにしよう!っていう決定打がなかなか無くて彼女も悩み疲れてしまったと思う。僕はわりとこういうので延々と悩んでいても疲れないので、なんとか彼女の役に立とうと頑張れた。

 買い物が終わって、買い物に付き合ってくれてありがとう、優しいねって言ってもらえたのがすごく嬉しかった。

 今日もやっぱりすごく楽しく一日を過ごせて、毎日こんな日だったらいいのにって思った。

 まるで夢を見ているような一日で、明日からまた現実が待ち受けていると思うと憂鬱だけど今日がすごく楽しかったから頑張ろうと思う。