かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

井戸端会議

 今日はちょっとした出来事があり、その話から派生して仕事終わりに僕と彼女を含めた四人で寒空の下、雑談タイムとなった。ちょっとした出来事についてはまた時間を割いて述べることにして、今日はそのみんなで雑談したことについて書こうと思う。

 こういう時僕のポジションは聞く側で、彼女は話す側にまわることが多い。話したがりのだるまさん(人となりについては以前の記事参照)ともう一人今回は聞く側にまわっていたおしゃべり好きな女性(適当な仮称が思いつかない)という感じでなんだかバランスよく楽しくお話ができた。彼女かだるまさんが話して、それを残りで聞くっていう感じ。

 僕は話を聞いているのが楽しいので、たまーにちょこっと発言して構ってもらえれば満足なので、今日はみんなの言動に注意していた。

 このメンバーだとある程度ぶっちゃけた事を言っても大丈夫的な安心感があって楽しかった。一番気を遣わなくていい人達かもしれない。

 彼女もきっと同じような感覚は持っていたと思う。だから普段なら抑え気味な毒がいつも以上に濃い感じだった。放つ言葉が切れ味するどいナイフのようだった。もちろんセーフなラインを見極めた上での計算された毒だから僕は安心して聞いていられるんだけどね。彼女の毒舌には賛同するところが多い。あの場に居たメンバーの誰もが心のなかで思っていたことを遠慮無く発言しただけにすぎない。だから聞く側の僕は楽しかったし、他の二人も楽しんでいたようですごく話が弾んだ。胸のうちに秘めていたことを彼女がバッサリと切り捨てるように発言するからすっきりするよね。その場にいる人達が嫌な気持ちになるようなことは言わないし、きちんとみんなの考えていることを読み取ってそこに軽く触れるような話をするから、みんな「そうだそうだ」ってなる。

 彼女の話を他の二人はどう思って聞いているんだろう、って気になって僕は観察していたんだけど、二人共話を楽しんでいるようだった。だるまさんは彼女の話に賛同しながら自分の言いたいことを言おうと一生懸命だったし、彼女の毒舌に便乗して毒を楽しそうに吐いていた。もう一人はあまり喋らないから話を切り上げて帰りたいのかなと勘ぐってみたけど、自ら話題を振ったり、話を詳しくききたがる素振りを見せていたので楽しんでいたようだ。

 今日の雑談は大盛況のうちに幕を閉じた。

 複数人で話している時の彼女を見ていると、本当に話すのが上手いなあと思う。言いたいことを上手いこと整理して発言して、みんながしっかりそれを理解できる。何かあれば僕が補足をしようと待ち構えているんだけどほぼ出番がない。僕と一対一で話す時よりも、それをよく感じられるなあなんて思いながら今日は話を聞いていた。

 彼女は話し手になることが多いけど、決して話したがりで他人の話を押しのけて私が私が!ってなるわけじゃないからその点においても好感が持てる。

 なんだかあのメンバーでならまた長話をしてみたいなあと思うくらいに今日は楽しめた。良かった。