かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

今年最後

 今日は彼女と遊ぶ日。なぜか僕は朝7時に目が覚めてしまった。10時くらいに起きればよかったのに。睡眠時間が足らず遊んでいる最中に眠くなっちゃうかなって思って二度寝を試みたけど、良い事悪い事いろいろ考えてしまって目は冴えていくばかりだった。しかたがないのでそのまま起きていることにして、10時過ぎに彼女を起こすために電話を掛けた。彼女を起こすというミッションの難易度はかなり高い。でもなんだか今日は彼女を起こすのに手間取っても余裕があって、なかなか起きてくれなくても困ったなーってならず電話を楽しめた。

 準備を済ませた僕は、彼女を迎えに行く前にDVDを借りに行こうとTSUTAYAに向かった。今日はまったり過ごそうと思っていたので何か彼女と見るための映画を借りようかななんて思っていた。「くもりときどきミートボール」っていう映画を彼女が観たいって言っていたので、それを借りたいなあと思ってウロウロしていたんだけど既に借りられていた。じゃあ何を借りようかなあって考えた結果、探している最中に目に留まった「シュガー・ラッシュ」にすることにした。前々から観たいと思っていたし、彼女は一度観ていて面白いって言っていた気がしたので、なら一緒に観てもらおうって思ったのだ。

 その後彼女を迎えに行って判明したのだが、彼女は僕と同じように今日一緒にDVDでも観たいなと思ったらしい。そして奇遇にも「シュガー・ラッシュ」を観たいなと思っていたらしい。でもわざわざリクエストするほどでもないから何も言わなかったようだ。偶然の一致。僕はそれがめちゃくちゃ嬉しかったのは言うまでもないけど言う。思考が見事にシンクロしたんだよ。凄いことだよ!びっくりだよ!DVD観ようって思ったところが一致したのも凄いのに、観たいと思った作品まで一緒って凄すぎるよ!とテンションが上がった。

 コンビニでおにぎりを買い込んで、そのあとまったりとDVDを観た。軽くだけどマッサージもしてあげられた。もっとがっつりやってあげられる機会が欲しいなあ。「シュガー・ラッシュ」は面白かったし、彼女とまったり過ごせる時間は幸せなものだった。

 あ、そうだ。彼女が僕にお化粧をしてくれて、というのも先日彼女がお化粧の話をしている時に僕が興味を持ってしまったので今度してあげるって言っていたのだ。彼女の施してくれたお化粧は素晴らしかった。おめめパッチリ。ただ直視できる顔面ではなかった。意外とお肌は綺麗で面白かった。お化粧はもう二度とすまいと心に誓ったね。

 晩ご飯はどうしようってことになって、パスタを食べに行くことに。ご飯を食べている彼女をじっと見ていると可愛くてにやにやしてしまう。食べ物を口に運んでもぐもぐするっていう動作が可愛い。他の人と比べても特別なところはないはずなのに、すごく可愛い。食べてて目が合うと彼女が微笑んでくれて、天使かと思った。

 今日は時間に余裕があったのでゆっくりご飯を食べて、いろんな話をした。話をしている途中で僕がどうでもいいことを言って話の腰を折ってしまったんだけど、彼女は嫌な顔ひとつせず僕の発言に優しく相槌を打ってくれて、それがすごく嬉しかった。可愛さという意味でも天使だったし、優しさという意味でも天使だった。天使以外の表現したいけど思いつかない。

 晩ご飯を終えて、ドラッグストアに寄ってお化粧品を見たりお菓子を見たりした。彼女とあれこれ言いながらブラブラと買い物をするの楽しい。時間が無限にあったならずっとぶらぶら歩きまわっていたいくらい。足が疲れちゃうけどね。

 その後再びTSUTAYAに行って雑誌を見て帰ってきた。彼女と遊んで楽しい時間を過ごすと、帰ってきてからの一人の時間が恐ろしく寂しい。楽しさの反動だから甘んじて受けようと思う。

 今年彼女と遊ぶのは今日が最後。僕とたくさん遊んでくれて本当に嬉しい。来年もまた彼女とたくさん遊びたい。