かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

飲み会とやら

 彼女と一緒に大学時代の友人たちと飲み会をした。何の会って言えばいいのかよく分からないけど多分飲み会であってる。僕は車だったからお酒は飲まなかったけどね。

 今日のメインはそこなんだけど、その飲み会の前に彼女とお出かけをしたのでそこから書いていこうと思う。

 集合時間まで二人で時間を潰そうって思っていたので、今回は事前にショッピングモールへ行くことを決めていた。

 まずお昼ごはん。意外と混んでて待たされたんだけど彼女といると待ち時間が楽しくて仕方ない。テンションが上がる。

 あぁそう今日も彼女は凄く可愛かった。服装も僕が良いって言った服装をしてきてくれてとっても素敵だった。どこからどう見ても可愛い。後ろから見ても前から見ても横から見ても可愛い。僕があげたリップをつけてきてくれて嬉しかった。きれいな唇で素敵だった。ぷるんってしてて。

 美味しいご飯を彼女と一緒に食べられると本当に幸せだなあって思う。

 そしてショッピングモールへ。目的は僕の服探し。あとついでにってことで彼女のご友人の誕生日プレゼント探し。僕の服選びに付き合ってくれている彼女が段々飽きてきたなーってのが分かったけど、今日はどうしても上着が欲しかったので長々と探しまわってしまった。彼女はちゃんとこれが合うんじゃない?って提案してくれて、服を着たり脱いだりするのも手伝ってくれて凄く嬉しかった。彼女と探しに来てよかったなあって思った。彼女のおかげで良い服が見つかって、僕は大満足。彼女の目的の誕生日プレゼントはいいものが見つからず、飲み会の集合場所に近いところにあるお店に探しに行こうってことになった。

 集合時間の1時間前くらいに到着した僕たちは、誕生日プレゼント探しをしながらお店を見て回った。彼女の興味を持つものの中には化粧品とか女性向けのグッズとかがあって、僕はそういうものに今までほとんど触れ合ってこなかったから興味深いし一緒に回るのが楽しい。なかなか一緒にいいねー!とは言ってあげられないけどね。無事プレゼントも選べて、時間もちょうど良い感じだったので集合場所へと向かった。

 遅れてきたやつとかみんなが集合していることに気付かずさまよい歩くやつとかいたけど、無事集合して居酒屋へと向かった。

 今回、おのおの恋人を連れてくるってことになっていて、僕は彼女を連れてきたというわけ。元々は大学の友人で飲もうっていう話だったんだけど、僕が思いついた一緒に行こうっていう提案を彼女がノリよく受け入れてくれたので、打ち合わせてそんな流れになった。最初はみんなの間に若干の緊張感が漂っていたけど、お酒の力もあって盛り上がった。

 僕はどアウェーの環境に彼女を連れてきてしまったから、彼女が居づらい思いをしないようにってことを考えていた。僕が逆の立場だったら居場所なくて隅っこで小さくなることしかできないだろうし。

 彼女は立ち位置とか、どの程度主張していくかとか状況に合わせて考えてくれるのは分かっていたし、きっと凄く気を遣ってくれるんだろうなってのも分かっていた。そしてきっと色んな事を気にしてしまうんだろうなって思っていたので、なるべく彼女にも楽しんでもらえるようにしたかった。終わった後に聞いてみたら、彼女も楽しめたみたいだったので良かったかなって思っている。全く楽しめなかったってならなくて良かった。

 僕は凄く楽しめた。大学の友人たちと会えて話ができたことはもちろんだけど、その空間に彼女を連れてこれたっていうことが凄く嬉しかったし、彼女がいてくれるっていう状況が楽しかった。僕のことをよく分かってくれている人がそばにいるっていう安心感すごい。僕の大好きな人が僕の彼女として周りに受け入れられる喜びって、どう表現したらいいか分からないけど、内側から溢れ出る喜びみたいなものがある。心が暖かくなるような。

 僕にとって彼女は自慢できる人で、自信を持ってみんなに紹介できる。あーもっとしっかりみんなに彼女のことを紹介すれば良かったなあ。今これを書いてすごく反省してる。ごめんね。

 自分の恋愛について、僕は今までほぼ誰にも話したことがない。大学の友人もかろうじて何となく知っているくらいの感じだと思う。ここでも僕が自分のことを話すのが苦手っていうマイナス面が見えてくるよね。だから本来なら僕は彼女がいても隠すはずなのに、僕は彼女をどうしてもみんなに紹介したかった。本当に大好きだから。自分の気持ちにも、彼女の人となりにも自信を持っているから。そして僕に彼女がいることを知って受け入れて欲しかった。僕の彼女、彼女の彼氏っていうポジションに僕は凄く憧れていたからね。

 今日こんな風に彼女と一緒に大学の友人たちと会えたのは、夢が叶った瞬間って言っても良いと思う。僕が胸を張って彼女が彼女ですって言える時なんて他にないんだから。僕と彼女の関係はそう簡単にくくれるものではないから仕方ないんだけどね。

 みんなにサプライズで僕の誕生日もお祝いしてもらえて、すごく幸せな時間を過ごせた。

 彼女がいてくれなかったらこんなに楽しめなかったと思う。みんなと会えたのと彼女と一緒にいられたので二重に楽しかったわけだから。それに彼女が隣にいてくれることでみんなと話をしていること自体、より楽しめていたと思う。彼女の存在が気になって話ができないとか全くなかったし、僕が過ごした大学生活を彼女が少しでも知ってくれるのが嬉しかったし、大学時代の僕というものを彼女が垣間見てもらえるのもなんかいいなって思ったし、彼女が笑ってくれているのを見て嬉しくなったし。

 彼女がもし良いと言ってくれるのなら僕はまた彼女を連れてみんなに会いたい。そう思うくらい今日は楽しかった。

 突拍子もない冗談のような提案を受け入れてくれて、今日一日僕に付き合ってくれた彼女には本当に感謝している。ありがとう。

 本当に嬉しかったし楽しかった。