かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

メール

 最近流行りの過去を振り返るの回。

 彼女と仲良くなりはじめた頃、それまで誰かを交えて遊びに行っていたんだけど、初めて二人で遊びに行くことになった。

 その時の僕の心境はどうだったろうなと思って彼女とやりとりしたメールを振り返ってみた。そこにたどり着くまでに、かなりメールをさかのぼって読んでみたけどとりあえず彼女が可愛い。そして結構な量のメールをやりとりしていた事実にびっくりした。遡るの大変。今は名前で呼んでいる彼女を苗字で呼んでいる自分がちょっと面白い。彼女が僕のことを苗字で呼んでいるのも新鮮。最初はこうやって呼ばれていたんだね。

 せっかくだからと思って当初の目的を忘れて一番最初から読み始めてしまったので時間が掛かった。これは大作です。

 最初のメールは敬語のやり取りで、なんだか微笑ましい。自分のことなのに。この頃は彼女の気遣いが感じられるメールとか、周りの事良く見てるなって思う文面を見ては感心していた。で、僕にはあんまり気遣わなくていいように、むしろ僕が彼女を気遣ってあげて、彼女の負担を軽くして上げようと思っていた。

 頻繁にメールするようになったの今年に入ってからだと思ってたのに大間違いでした。去年からメールしてた。そう考えると彼女ともう一年以上頻繁に連絡を取り合う仲にはなってるんだなー。嬉しい。

 今年の初めに新年会って言って鍋もやって、あれも楽しかったなあ。場所を提供してくれた人は今やどうでもいい人になってしまったけど…。

 肝心の彼女と初めて二人で遊んだ日は何をやったのかさっぱり覚えていない。夕飯に回転寿司へ行ったのは覚えている。それがすごく印象に残っている。彼女と二人きりでゆっくり時間を取って話せたのはこの日が初めてで、楽しかった。

 この日書いた日記にも、長いこと話して楽しかった、仕事中ゆっくり話す機会がなかなかないからこういうのは良いなって思ったって書いてあった。自分では気づいていなかっただけで、彼女のことを好きだったんだろうねこの頃から。

 これが2月の頭の出来事で、その後もメールは続いて、LINEを導入してそっちに完全に移行するまでもう一ヶ月以上はやり取りをしていた。

 僕が嬉しくなるようなことをいっぱい言ってくれていて、今読んでもニヤニヤしてしまう。文章から彼女の可愛さがにじみ出ている。当時の僕もこんなに自分のことを気に入ってくれるなんてって凄くうれしく感じていたし、ちょっとだけ得意げでもあったかもしれない。僕はこんなに君のこと思ってるんだよ的な押し付けがましいやつだけど。

 このメールは大事にとっておいて大切な思い出としてまた読みなおそう。