かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

風邪に気をつけて

 今日は彼女と遊んだ。前回遊んだのはおよそ一週間前で、あっという間に今日が来た気がして僕はとっても嬉しかったんだけど、同時にこんな短い間隔で遊んじゃっていいの?大丈夫なの?という正体不明の不安感にもちょっとだけ苛まれた。嬉しすぎるがために、こんな嬉しい事があっていいの!?っていう感じのやつね。

 まず僕たちはパスタを食べに行った。時間帯が時間帯だったのでかなり混んでいて、行ったお店は車を停めるところが無かった。そこで別のお店でパスタを食べることに。彼女はこういう時に当初の予定が多少変更になっても許容してくれる。そういうところが好き。パスタを食べている彼女は可愛くて、フォークに巻きつけたパスタを頬張る姿を見ているのが好き。美味しそうに食べてくれるから、なんだか僕も嬉しくなってくる。

 その後久々に足湯へ行った。最近めちゃくちゃ寒くなっているので足を温めるのはかなり良かった。30分くらい浸かりながら、一緒にゲームをして過ごすというまったりとした時間が良い。凄く良い。人もわしゃわしゃいるわけじゃないから落ち着いていられるし。足湯も彼女と出会ってから見つけた素敵な場所だ。

 途中、彼女が一度家に帰って用事を済ませなければいけなかったので、僕はその間の時間をどう潰そうかなと思っていた。ちょっと喉が痛くて風邪かもしれない、と彼女が言っていたので、その空き時間でドラッグストアに寄って風邪薬とのど飴を買うことにした。自分が使うものだったら適当でもいいかなあと思うけど、今回はかなり真面目に考えて買い物をした。不審者と思われるくらい同じ場所をウロウロしながら、彼女が一緒にいたら僕のこの優柔不断さというか判断力の無さに呆れてしまうかななんて考えていた。できればよく効く良い物を彼女にあげたいからね。

 彼女と合流して買ったものを渡したら、すごく喜んでもらえたので悩んだかいがあった。その後急激に彼女の体調が悪くなっちゃったんだけど、体調が悪い時にそばに居てあげられることができてよかった。ちょっと熱っぽくてぽわっとした感じの彼女が可愛かった。でもそんなことを言っている場合じゃなくて、すごくつらそうな彼女が心配でたまらなかった。でも体調が悪くなったのが僕がそばにいる時で本当に良かった。メールや電話をしているとき、彼女が体調悪くてつらそうでも僕は何もしてあげられない。大丈夫?とかムリしないでねとか、そんな言葉を掛けるしかできない。でも今日は彼女に薬を飲ませて、寒くないようにしてあげて、隣によりそっていてあげることができた。つらい時の彼女のそばにいてあげられることがこんなにも幸せなのか思った。風邪薬のお陰か後彼女の体調は回復してきて、早めに切り上げて解散というようなことにもならず、予定通り最後まで遊べた。帰りに牛丼食べられるくらいには元気になってくれたので良かった。

 好きな人を看病できるのって幸せなことなんだなあって思った。何か彼女のためにしてあげられる、もしくは何もできなくてもそばにいてあげられるってことがどれだけ重要か分かった。

 調子悪くて弱った彼女を見ると、僕がなんとかしなきゃ、どうにかして元気になってもらいたいって思って強くなれる。自分がしっかりしなきゃなって。常にその強い自分でいられたらいいのにね。

 今日はいろんな場所に行けて、目的もしっかり果たせて充実した一日だった。とても幸せでした。