かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

欠点

 面白いことを言おうとすると途端に何も言えなくなってしまう。面白い話してっていうフリに対してさらっと面白いことを言える人になりたい。その為にどうすればいいか今日はちょっと考えたんだけど、解決策がなかなか見出だせない。なんかこう、おもしろくないことを言っていると、その負のスパイラルにハマってどんどんつまらなくなっていくみたいな。僕は今おもしろくないこと言ってるんだなあと思っちゃうともうダメ。おもしろいことを言わなきゃってなってしまって深みにはまっていく。

 こういうところがヘタレなんだろうなあ。ここでいうところのおもしろいというのはもちろん、笑えるという意味だけでなく、話題が弾むという意味での面白いも含まれている。彼女は話が弾む方の面白さを求めている。僕も最大限それに応えたい。

 僕の最大の欠点は追い詰められると思考停止してしまうことだ。ピンチに弱い。これで何度も何度も彼女に嫌な思いさせてきてる。これが改善できたら僕はイケメンへの一歩を踏み出せる気がする。今まで僕はこんなことを意識せずに生きてきたけど、彼女と過ごすことで自分の欠点というものがよく見えるようになった。彼女に嫌な思いをさせてしまう自分が嫌だから、どうしたらいいんだろうって考えるようになった結果だと思う。これは彼女から受けた良い影響の一つ。自分がまだまだ未熟で不完全なんだって気付けた。

 彼女から受けた良い影響を他にも考えてみようか。

 視野が広がった。僕が見ていた世界と彼女の見ている世界が重なっている部分もあれば異なっている部分もある。それが彼女と一緒にいることで彼女の見ているものを僕も見ることができるようになった。少しずつではあるけどね。僕が興味を持たなかったもの、聴こうとしなかった音楽、観ようとしなかった映像、読もうとしなかった本。行こうと思わなかった場所、やってみようと思わなかったこと。彼女のお陰で多くのものを手に入れられた。

 あとわりとアクティブになった。休日は家でだらだら過ごすのが至高と思っていたんだけど、彼女と出掛けるようになってから、なんの予定もない日でもちょっと出掛けてみようかと思うようになった。行動力が上がったかなー。とはいえ一人で出掛けても彼女と出掛けた時に感じる楽しさには到底及ばないけども。

 彼女といられてたくさん幸せを感じられるようになった。こんなに楽しいとか嬉しいとか幸せって思うような日々は今までになかった。彼女のお陰で僕は凄く楽しい日々を送れている。彼女にいっぱい感謝しないと。