かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

熟考の余地なし

 彼女のことを考えて行動して、彼女の全てを受け入れようと思えるのは彼女が好きだからだろうか。

 もし僕が彼女を好きじゃなかったらどうだろう。例えば恋愛感情を伴わない好きだったら。

 当たり前の話だけど、やっぱり好きな人のためだったらなんだってしてあげたいと思うし、なんでも受け入れてあげたいと思う。だから僕が彼女を好きだからそう思っているってことは間違いない。

 とここまで考えて結論が出た。色々考えなくても分かる簡単な話だった。

 僕は彼女を女性として、恋愛感情で好きだけど、それ以前に人として好き。これが結論じゃなかろうか。

 考え方とか立ち居振る舞いとかね。だからきっと恋愛感情の好きじゃなかったとしても、僕は彼女のために尽力していたと思う。僕は彼女みたいに頑張っている人が好きだから。だからまあ極端な話彼女が男だったとしても好きだったと思う。極論ね。

 関わり方の違いで彼女との距離感の違いは生じるだろうけど、彼女のことを好きということは変わらないだろうし、彼女のために何かしてあげようとか、彼女の話を聞いて受け入れようとかそういうことはきっとどんな関係性でも思うことだろう。

 もちろん今は彼女のことが人としても女性としても好きで、その感情から自分の全てを彼女に尽くしてもいいくらいに考えられる。単純な恋愛対象として見ているだけではここまではさすがに考えられないような気がする。彼女の痛みや苦しみを肩代わりできるんなら全部代わってあげたいと思うし、なにか困っていることがあったらどうにかして助けてあげたいと思う。僕に出来る事ならなんでもしてあげたい。もちろん彼女が望んでいることをね。

 彼女が喜んだり笑顔になってくれることをできるだけたくさんしてあげたい。そのためには多少の苦労も厭わない。

 僕が過剰に無理をしたり苦労をしたりしてまで何かすることを彼女は望まないと思うので適度に。