共鳴する心

　今日はかなり久々に彼女と一緒に働いた気がする。どれくらいぶりかなあ。約一週間振りだった。これは久しぶりと言ってもよいでしょう。仕事中はそんなに彼女と話せるわけでもないし、同じ場所にいられるわけでもないんだけど、時折彼女の声が聞こえたり姿が見えたりすると嬉しい。時間を作って1、2時間一緒にいるのも楽しいけど、一緒に仕事するのもいいなあって思った。彼女と一緒だと仕事が楽しくなる。

　お陰で僕は元気になれた。

　そういえば気付いたことがあって、彼女は既に思い至っていたようなんだけど、僕と彼女どちらかが元気なくなっているともう片方も元気がなくなるという法則。一緒にいる相手が元気なかったらそれに引きずられてしまうのも分かるんだけど、お互いに会っていない時でも、別々になんとなく憂鬱な気分になっていることがある。会っていなくても連絡は取り合っているからそこで相手のテンションに引きずられることはあるのかもしれないけどね。こうなるのは僕と彼女が似ているっていうのが一番の原因だと思う。彼女が元気ない時に僕が元気づけてあげたいのに一緒になって元気なくなっちゃうのがなあ。よろしくない。

　これについてポジティブに捉えるとすれば、お互いにお互いの気持ちを考えて思いやっている結果だと思う。相手の気持ちを受け止めようとする結果、自分もその感情に近づいてしまうのかなって。なんかこれだと僕が彼女をうまく元気づけてあげられないことに対する言い訳しているみたいになっちゃった。そういうつもりではない。

　彼女の気持ちに寄り添いつつも、僕はそれに引きずられることなく彼女を励ませるようにならなくちゃいけないね。

　今日は彼女と一緒に仕事でとても良かった。ここ数日テンション上がらなかったけど、今日は元気が出た。

　彼女の僕に対する影響力ってものすごいなあって改めて思った。