かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

白黒の世界

 彼女がそばにいてくれれば僕は幸せだ。彼女のお陰で僕は幸せな日々を送れている。ちょっとした事で笑い合ったり、小さな発見に盛り上がったり。日常が彼女といることで色付いていく。

 前に彼女と話している時に、彼女がいないと僕の世界は二色になってしまうという話になった。無味乾燥で、面白味のない白黒の世界。それが彼女がいてくれることで明るく色付いた世界になる。ポエムみたいだね。

 ポエムつながりで言うと、彼女と同じものを共有しているということが嬉しい。離れた場所にいても同じ月を見ているみたいなことで嬉しくなっちゃう。先日は電話をしている時に雷が鳴ったんだけど、電話越しに聞こえた雷の音がちょっと遅れて自分の方で鳴った時に、これが彼女が聞いた雷の音なんだと思ったら嬉しくなった。ちょっと病気みたいでしょ。

 そういうちょっとしたことで喜びを感じられることが嬉しい。

 彼女といると、特別じゃないことが特別になる。何気なくコンビニに寄ることも、どこかを車で走ることも、彼女と一緒なら特別なことになる。なんでもない公園がとても楽しい場所になるし、つまらない映画だって楽しくなる。

 だからきっとはたから見たら、どうでもいいようなことでも僕にとっては素敵なことに思えたり、楽しんだりできるんだと思う。

 一緒にいてそう思える相手がいるってことはとっても幸せなんだと思う。彼女に感謝したい。

 僕は彼女に迷惑を掛けていたり、負担を掛けていたりしていないかたまに心配になる。僕は精神的に弱いし、優柔不断で行動力もない。本当は彼女に嫌な思いばかりさせているんじゃないかって不安になる。

 でも彼女は僕といて楽しいって言ってくれるし、幸せだとも言ってくれる。彼女の言葉を信じているから、僕はその言葉のお陰で不安と戦える。それにもし本当に僕が嫌な思いばかりさせていたら、彼女は僕から離れていってしまうだろうし。

 彼女が僕から離れていってしまうことが怖い。だからこそこんな不安も生まれてしまうのだろう。

 こういう後ろ向きなことばかり考えていないで、もっとポジティブなことを考えていられるようになればいいのに。