かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

与えられるもの

 今日は彼女と仕事の日。

 諸々の事情から僕は彼女の所に行くのを我慢しなくてはいけなくて、かなり辛かった。

 ちょっと前まではこの感覚を毎回感じていたような気がするんだけど、いつの間にかそれがなくなっていて、この辛さを忘れていた。

 なぜかと言えば最近僕は彼女の所に行くのを我慢しなくなっていたからで、自分の行きたい時に彼女に会いに行っていたから辛くなることもなかったということなのだ。そうすることで仕事に支障が出るわけではないものの、もう少し自制心を持たなくてはいけないなと思った。

 話は変わるけど、最近の彼女はどうも調子が良くないみたい。落ち込んでいることも多い。

 そんな時に元気にしてあげるのが僕の役目だと思っているから、頑張らなくちゃって思う。

 彼女は僕に頼ってきてくれるし、僕はそれに全力で応えたいと思う。彼女が何かを不安に思っていたら、それに対する反証材料を揃えて提示するし、優しさを求めていたら、できる限りの優しさで彼女に接する。僕が彼女にしてあげられることならなんでもしてあげたい。彼女が元気になったり笑顔になったりしてくれるのならば、なんだってする。

 落ち込んで、僕を頼ってきてくれるときの彼女は可愛い。愛おしい。どうにかしてあげなくちゃって思う。元気で行動力にあふれる彼女はもちろん魅力的で大好きだけれど、落ち込んで弱い部分を見せてくれる彼女も大好きだ。

 本調子ではないのに、僕といる時に楽しそうに笑ってくれる彼女はとても可愛い。嬉しそうな顔が見れると僕は幸せだ。辛い時でも僕といるから楽しくなってくれるのかな、なんてちょっと思い上がっているかもしれないけど、そう考えると物凄く嬉しい。

 できることならば僕が彼女を元気にしてあげたいし、僕が彼女を支えてあげたい。