かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

あなたの主観わたしの主観

 彼女といる時間は楽しい。何ものにも代えがたいくらいに。だからこそ僕は彼女といることを求めてしまう。

 求めること自体は悪いことじゃないと思う。求め過ぎることが良くない。

 彼女がいてくれることに喜びを感じ、幸せを感じ、満たされている僕は、彼女の思いやりや気遣いによってそれが成り立っていることをもっと意識しなければいけない。

 ただ楽しさを享受しているだけでは身勝手過ぎる。それがもちろん一番心地良いんだろうけど、彼女のことを考えずに自分だけが楽しんでいるなんてことになってしまっては困る。

 それを防ぐためには、客観的な視点が必要だと思う。浮かれている自分を冷静に見るための客観視。僕と彼女の関係を別の角度から見るための客観視。主観でいるだけでは分からないことがたくさんある。特に客観視することで冷静な分析ができるというのは重要だと思う。

 彼女はそれができる。客観的視点で問題を捉えようとする力がある。それに加えて彼女は相手の視点に立って物事を考えることができる。相手の主観に立てるとでも言うんだろうか。相手がこう考えているんだろうなという予想、予測、を常にしているんだと思う。

 彼女と話していればそれを実感するし、僕に対しても僕の気持ちを考えて、気を遣ってくれていることは明白だ。

 彼女のそういう所を見習いたい。僕も彼女の視点に立って、彼女の考えていること求めていることを理解したい。

 彼女と仲良くなってしばらく時間が経ったけれど、まだまだ僕は彼女の事を理解できていないと思うし、彼女の求めていることに応えられていないと思う。僕が弱く、努力が足りないから。彼女といられる状態を続けて行くためには僕は努力を欠かしてはならない。何ヶ月か前に書いた、現状にあぐらをかいているような状態になってはいけない。

 彼女は日々の会話の中で色んなヒントを僕に与えてくれている。彼女の言ったことをしっかり理解していれば、それは彼女の気持ちを理解することに繋がる。

 毎日を当たり前なものと思わず貴重なものとして過ごして行きたい。