かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

応える力

 ここ数日、彼女は僕に甘えてくれる。凄く嬉しい。

 でも、彼女の求めていることに応えられているのかちょっと不安。自分がなかなかダメな人間なのは自覚しているから、彼女が全力で甘えられるようにしてあげられてないんじゃないかなって思う。できることなら、全力で甘えてきて欲しいし、それによって彼女に幸せを感じて貰いたい。

 彼女の求めていることを察して、できるだけスマートにそれに応えたいけど、うまくできてないと思う。こうして欲しいのにって不満に思わせてしまっている気がしてならない。

 不可能だとは分かっているけど、できることなら彼女を僕が100%満たしてあげたいし、求められていることに最適の解を提示したい。

 僕は本気でそうしたいと思っている。そう思って行動しなければ彼女のことを考えているとは言えないと思うから。

 僕なりに彼女のことを考えて、彼女の言っていることを理解して、彼女がして欲しいことをできるように、言って欲しい言葉を掛けられるようになりたいと思う。

 今はそれに失敗して、彼女に嫌な思いをさせたり、悲しくさせたりしちゃっているけどね。今後もそういうことはあるかもしれないけど、その度に僕が成長してそれからの彼女との関わりに生かしていければいいんじゃないかなと思う。あ、これは決して失敗を肯定しているわけではなく、失敗しても彼女は広い心で許してくれるから、失敗にめげていてはいけないという意味です。もちろん彼女を嫌な気分にさせないことが一番いい。

 毎日彼女のことを考えて、彼女のために何ができるかなあなんて思っている僕だけど、それは決して彼女のために自分が頑張ってあげているという、してあげてる感があるわけじゃなくて、本当に純粋に彼女が喜んでくれることしたいなとか、どうしたら彼女が笑ってくれるかなとか、そういうことを考えている。

 僕がこれだけ彼女に尽くしているのに!って思ったことは一度もないし、むしろ足りないと思ってる。僕がこれだけ彼女のことを考えているから彼女も僕のことを同じように考えていて欲しいと押し付けるつもりもない。もちろん僕のことを考えていてくれたら嬉しいけれども。

 僕は彼女にできるだけのことをしてあげたいと思っていて、それは結局、そうすることで僕のことをもっと好きになってもらいたいとか、僕のいいところを見て欲しいとかそういう下心があるからできることで、もっと綺麗な表現をするなら、僕は彼女が大好きだから、彼女のためにいろいろできるってことになる。

 そうしたいと思わせるだけの魅力を彼女が持っているから。

 可愛い所とか、いたずら好きな所とか、優しい所とか、子供っぽいところとか、しっかりした所とか。笑った時もすねた時も怒った時も、彼女の全てが大好き。