かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

におい

 今日は何を書こうかな。いつもは決めてから書き始めるか、決まっていないにしてもぼんやりと頭に思い浮かべたものがあるので、書いていく中でそれを明確化していけばいい。今日は何もない。

 そりゃあ今日彼女に会えなかったからちょっと寂しかったとか、彼女についてずっと考えていたとかそういうことなら書けなくもないけど、なんだか気分が乗らない。もっと今まで書いて来なかったような事を書きたいんだけど、そう思って考えてすぐ出てくるようなことなら既に書いてるよっていう。

 今ちょっと彼女と話していて匂いの話になったから、今日は匂いについて書こう。

 僕は彼女の匂いが好きだ。ちょっと待って、これなんか僕が変態っぽくない?大丈夫かな。

 これを書いていくと若干どころか、かなり気持ち悪い奴になりそうだけど他に書くことも思いつかないので今日はこれでいくよ!

 彼女自身から感じる匂いもそうなんだけど、彼女の所持品とか彼女から借りたものから彼女のにおいがすると嬉しくなる。

 彼女が近くを通れば、はっ!ってなるし、彼女が隣にいる時とかに彼女のにおいがすると安心する。シャンプーのにおいっていうのもあるんだろうけど、それとは別に彼女のにおいってのがある。僕はそれが好き。

 彼女と一緒に車で出掛けた次の日、一人で車に乗ると彼女のにおいがする気がして昨日のことを思い出すことがある。

 あと、これはもう完全に気のせいだとは思うんだけど、何かの拍子にふと彼女のにおいがすることがあって、彼女が恋しくなる。彼女が近くにいるわけでもなんでもないのに。彼女のにおいを感じたと脳が錯覚させてるんだろうか。

 彼女は僕のにおいを好きって言ってくれるから、僕も彼女のにおいが好きな事を伝えられたらと思って書いてみたけど、なんだか怪しい方向にいきそう。

 でもなんか自分では自分のにおいって分からないし、そうそう変えられるものでもないだろうから、それを好きって言ってもらえるのは凄く嬉しい。香水とか付けてるわけでもないし。

 彼女のにおいも、香水とかそういうものとはまた違ういいにおいで、僕はそのにおいで安心できるし、なんだか幸せな気分になれる。

 においが合わない、好きじゃないっていう人もいるだろうから、彼女のにおいが好きだと感じるにおいでよかった。

 こんな感じで大丈夫かな。