かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

未来は決まっていない

 僕はつい、彼女とずっと一緒にいられると思い込んでしまう。そんな保証は一切ないのに。

 彼女と楽しい時間を過ごしていればいるほど、これが明日も明後日も、ずっとこの先も続いていくように感じてしまう。

 今日はまさにそんな感じで調子に乗っていたら、現実に引き戻された。本当は彼女と一緒にいられることが奇跡のようなことで、いつでも彼女は僕の前からいなくなってしまう可能性があるんだってことを思い出した。奇跡は言い過ぎかもしれないけど。

 彼女にはずっとそばに居て欲しいし、一緒に楽しいことや悲しいことなんかを共有して行きたい。僕はずっとそう思っている。この思いは彼女を好きになったときからずっと変わらない。

 彼女はそれについてどう思ってくれているのか分からないけど、少しでも僕と同じように考えていてくれたら嬉しいと思う。

 これから先どうなるか分からない、でも僕は先について考えてしまう。先のことを考えるとそこには常に彼女がいる。僕にとって彼女が最も重要だから。

 どうなるか分からないのなら自分本位な願望を持ち続けていてもいいでしょう?

 その願望が叶わなかった時のことを考えると胸が苦しくなるけどね。じゃあそんな願望は捨ててしまえと思うかもしれないけど、それはできない。

 僕が今、毎日を楽しく過ごして、嬉しくなったり悲しくなったりって感情を揺さぶられているのは全て彼女の影響だから。

 彼女がそばにいて、僕に影響を与えてくれるから今を楽しく過ごせている。

 大好きな人とずっと一緒にいたいと思うことは普通だよね。それを願う僕はわがままではないよね。

 わがままだとしたら、僕はどうしたらいいんだろう。困った。この気持ちの行き場がなくなってしまう。

 困った。