かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

前世

 彼女はどんな感情でも意見でも、僕にしっかりと伝えてくれる。どんなっていうのは僕の主観だから、彼女の中で僕に伝えないようにしていることはきっと少なからずあるとは思う。それでも彼女は多くのことを僕に話してくれる。

 そうやって色んな感情や意見を僕にぶつけてくれるということは、それだけ僕を信頼してくれているってことだし、そういうものをぶつけても大丈夫な相手だと認めてくれているってことになる。だからネガティブな感情であっても否定的な感情であってもそれを受けて僕は嫌な気持ちにはならないし、そういうものを僕の前で出してくれることが嬉しい。

 彼女にとって僕がそういう相手でいられるように、彼女の信頼を失わないようにしていかなくちゃいけない。

 何かあった時に報告する相手として、困ったときに相談する相手として僕が彼女のそばにいられたらなにより嬉しい。

 全く話が変わるんだけど、報告で思い出したので一つ。

 何かあったとき僕に報告してくる彼女は凄く楽しそうで可愛いというお話。あ、もちろんこれは愉快な内容の話だった時で、不快な内容の話だったら近づいて来る雰囲気で分かる。楽しい話だったら、聞いて聞いてって感じで僕の所に駆け寄ってくるので可愛い。子犬のよう。

 以前彼女と、彼女の前世は猫か犬という話をしたのだけれど、僕は犬っぽいなあっていう気がしている。僕自身が犬派だから犬っぽいほうが可愛いと感じるからっていうのもあるんだけど、夢中で何かをしているときとか、何か楽しいことを発見した時の彼女はすごく無邪気な感じがして、犬っぽい。

 彼女は感情が豊かで、しょんぼりしているときとか、不満な時とか、楽しい時とかそれぞれ表情が可愛いんだけど、それもなんだか犬っぽいよね。

 うん、こうやって考えるとやっぱり彼女は犬っぽい。無邪気な子犬。可愛い。

 ご飯を食べている彼女も可愛いんだけど、それも猫より犬っぽいしなあ。一生懸命食べてる感じが。

 人懐っこいのもそうだし。猫みたいにツンってしてないからね。

 僕の中で彼女の前世は犬と決定しました。