かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

僕の弱さ

 今日は自分語りをしようと思う。まあ普段も自分語りだろっていう話なんだけどね。

 寂しいと思った時、どうして悲しくなってテンションが下がっていくのかって今日考えていた。

 最初に出た結論は、まあそれって普通じゃない?というもの。

 寂しけりゃテンション下がるだろっていう。この結論は乱暴で大雑把すぎるので、もうちょっと考えてみることにした。それにこれでは対策の立て様がない。僕にはどうにかして寂しいって気持ちを散らす必要があった。

 僕が寂しいと感じる時は、もちろん彼女に関係があって、何らかの理由で彼女に会えないとか、相手してもらえないって言う時だ。

 そこで僕は勝手に寂しいっていう感情と戦って、彼女を困らせないように、彼女に面倒くさいと思われないようにって思ってなるべく寂しいっていう感情を表に出さないように務める。そうやって彼女に配慮してるつもりだけど、この感情を出して彼女に嫌われるのが怖いだけなんだよね。

 それで我慢すればするほど、抑えれば抑えるほど、寂しいって感情は僕を蝕んでいく。

 今日もそうなりかけたんだけど、彼女に助けられた。彼女の書いてくれた文章に。僕と彼女は交換日記をしているんだけど、昨日の日記に僕の気持ちを思いやってくれている内容が書かれていた。それを読んだら淀んでいた気持ちが晴れた。すっきりした気持ちになったので、これが僕の寂しさをどうにかする鍵になるんじゃないかなって思った。

 じゃあどうして気持ちが晴れたんだというお話。それはもう至極簡単で、彼女が僕の気持ちを理解してくれているって分かったから。僕が勝手に寂しがって苦しんで、それを隠そうとしてまた苦しんでいるのに彼女は気付いてくれているって分かったから。

 僕は寂しいって気持ちを我慢して外に出さないようにしようとしている一方で、この苦しい気持ちを理解して欲しいとも思っている。矛盾しているけどそうだと思う。あなたがいないことで僕はこれだけ寂しくなって、悲しくなって苦しんでいるんですよって彼女に分かって欲しいと望んでいるんだろう。これは完全に甘えだよね。こんな風に相手に期待して、甘えていちゃいけない。でも今の僕にはそういう部分がある。

 彼女は寂しいっていう気持ちを伝えてくれていいと言ってくれるし、その気持ちをしっかり受け止めてくれている。

 だから僕は勝手に我慢して、勝手に苦しむのをやめて、彼女に気持ちを伝えればいいんだ。僕が我慢して苦しんでいるのを彼女が見るほうがきっと彼女を困らせる。

 そう分かっているのになかなか自分の感情を素直に出せないのはやっぱり僕が弱いからか。

 言わないでも分かってもらえるとか、望んでいることをしてくれるとか、そういう悪い意味で彼女を頼るんじゃなくて、彼女を信頼して、自分の気持ちを伝えて理解してもらおうっていう積極性が必要なのかな。

 こういうこと考えると結局、僕がもっと人間的に成長しないといけないなっていう事実がつきつけられる。

 がんばろう。