かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

遭遇再び

 今日の帰り、彼女とコンビニへ寄ってお買い物をしていたら、レオパが現れた。覚えているだろうか、コンビニストーカー事件(5月3日の記事参照)

 あの事件以降も我々の職場に買い物に来ては彼女のことを観察していたり、いつの間にか近くにいたりする超絶気持ち悪い行動を取っている。彼女は最近露骨にレオパの事を避けているのだが、それでもへこたれない。このまま彼が変な方向に悪化していかないことを僕は祈るばかりである。とはいえ僕の想像の範疇を超えてくる存在なのでなにをしでかすのか分からない。

 そんな彼が今日コンビニに現れた。以前レオパと遭遇したコンビニとは別のコンビニ。しかも彼の住まいからは以前のコンビニのほうが近いのに、なぜかこっちのコンビニに現れた。

 奇しくも時間帯はあの事件の時と同じくらい。僕たちはレオパが周辺のコンビニを定期的に巡回して僕らを探しているのではないか、という疑念を抱いてしまう程に偶然とは思えないタイミングで現れた。

 レオパが店内に入ってきたのは僕たちがお会計を終わらす時で、自動ドアが開いたことで僕が反射的にそちらを見たらそれがレオパだった。彼はこちらをあえて見ていないような態度で僕たちの方とは別方向に歩いて行ってしまったためすぐに見えなくなった。さすがに行先を目で追う気にはなれなかった。

 それを彼女に報告した後、足早に店を出た。そのままだと彼が駐車場に戻ってきた時にこっちに来ないとも限らないので、車を店の裏側に移動させてそこで彼女としばし雑談した。もちろんレオパなんでいるの気持ち悪いって話を。

 彼はたまたまこのコンビニへ足を伸ばしたのだろうか。それとも僕たちに遭遇することを狙っての来店だったのだろうか。僕たちの乗っている車を彼は把握しているだろうから、近くを通って車に気付いて寄ったのかもしれない。そうだとしたらめっちゃ気持ち悪いけど。

 せっかく彼女と買い物をして楽しい気分だったのにレオパの存在で一気に萎えてしまった。でも彼女といられるのは楽しかったよ。

 そういえば今日彼女と会うのは二日ぶりだったんだけど、やっぱり彼女は可愛かった。何日か振りに会うと再認識する。可愛い。可愛くて可愛くてたまらない。僕を見る目、笑う時の口元、どれも可愛い。もうできることならば僕の手が届く距離に常にいて欲しい。そして彼女を見て、可愛いなあって思っていたい。

 彼女の可愛さを思い出していると会いたくなる。明日も会えるからいいんだけど。