かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

我慢

 今日の僕はたぶん普通だった。普通だったと思いたい。

 昨日が酷すぎた。今も反省している。

 彼女が業務的に拘束されて持ち場を離れられなくて、逆に僕が自由に動ける仕事をしている時、彼女は僕にちょっとだけ甘えてくれる。その時が凄く可愛い。

 僕が会いに行くと笑顔になってくれるし、もうちょっと居て欲しいと言ってくれる。

 僕が持ち場を離れられなくて、彼女が自由に動ける場合は、彼女が僕の様子を見に来てくれるのでそれが非常に嬉しい。だから逆の立場の時に彼女も僕が様子を見に行って喜んでくれているんだと思うとそれがまた嬉しい。それは彼女が僕と同じ気持でいてくれているってことだから。僕が彼女の顔を見て、彼女と話したいと思っているように、彼女もそう思っていてくれているのかなって思えるから。

 僕は本当に誇張ではなく、彼女と四六時中一緒にいたいと思っているくらいなので、仕事中はかなり我慢をしている。本当なら彼女の隣にずっといたい。仕事だから仕方なく離れているけど。もし同じ所に居ていいよって言われたらずっといる。

 彼女の頭をなでたり、くっついたりもことあるごとにしたいと思っているけど、それもだいぶ我慢している。そう考えると僕は意外と自分の欲求を我慢しているのかもしれない。我慢した上でその我慢を超えてくる何かが発露している。昨日は我慢のハードルが低かったか、我慢自体ができてなかった可能性がある。

 この我慢をやめたら僕は本当にずっとベタベタしていると思う。へたしたら彼女に嫌われるくらいに。

 でも我慢しているとはいえ、僕は自分の気持ちをほとんど彼女に素直に伝えているし、それをしても彼女がしっかり受け止めてくれるから僕は安心していられる。そういう懐の広さみたいなものも彼女は持っている。

 やっぱり僕は彼女が大好きだ。