かばのにおい

「彼女」について綴るための場所。非常に私的な内容となりますのでご了承ください。

ピクニック

 今日は彼女とお出かけしてきた。いろいろ行く所とか目的はあったんだけど、メインイベントはピクニックだった。

 ちょっとした山に登って、レジャーシートを広げて、ご飯を食べた。大人になって久しい僕達が幼稚園とか小学校の頃みたいに地面に座ってご飯を食べるというのはことのほか楽しくて、テンションが上った。

 一緒に山を登ってくれる相手なんてなかなかいないだろうし、ましてやそれを嫌々ではなく楽しんでくれる彼女はとても貴重だと思う。年甲斐もなくはしゃいだ。

 彼女とはそういうちょっと普通と違うことをして遊ぶのが楽しい。カップルが行きそうなありふれた所に行くよりも絶対楽しい。

 今日のお出かけも非常に楽しかった。時間が過ぎるのがとても早くて、僕は時間を気にしてばかりいた気がする。時間を気にしないでいるとすぐに1時間とか経ってしまうので、頻繁に時間の確認をしておかなければいけない。楽しい時は時間の確認を忘れてはいけない。でも時間を気にせず、全力で遊び続けて疲れたら寝るくらいのことをしてみたい。何にも縛られずに、全力で。

 いつか彼女と時間を気にせず遊べる日がきたらいいのに、と願わずにはいられない。

 彼女と遊ぶ日は僕のテンションがおかしなことになるので、帰り際とか帰ってきてから、ぐったりしてしまう。ペース配分ができないんだよね。楽しすぎて。だから全力で遊べてはいるんだろうね。

 彼女といるのが楽しいんだから全力で楽しまないわけにはいかない。余力を残していて、最終的にその余力を使い切らないなんてことになったら後悔しちゃう。だから余力とか考えないでとりあえず全力。彼女といる間にガス欠気味になっちゃうのが問題だよね。

 別れ際は悲しくなるし、ちょっとテンションも下がっちゃう。一緒にいて楽しかったのと、お別れの寂しさとの落差が激しすぎて軽くへこむ。すぐ連絡も取れるし、次の日だって会えるのに、彼女と別れることがどうしても悲しくなる。

 今も彼女に会いたくて仕方ない。どうしようもないから我慢するしかないんだけどね。

 僕は今心の底から彼女を必要としているんだろう。